カルテル・デル・ゴルフォガルフ・カルテルのロゴマーク
設立1930年代
設立者フアン・ネポムセーノ・ゲーラ
設立場所 メキシコ
タマウリパス州マタモロス
首領フアン・ガルシーア・アブレゴ(en
ガルフ・カルテル(スペイン語: Cartel del Golfo、カルテル・デル・ゴルフォ、湾岸カルテル、湾岸連合、略称:CDG)は、メキシコの犯罪組織、麻薬カルテル。現存する組織としては、同国最古の犯罪組織であるとされる[1]。
フアン・ネポムセーノ・ゲーラ(en)が、アメリカ合衆国における禁酒時代にアルコールの密造を始めたのが組織の起源。1970年代、フアン・ガルシーア・アブレゴ(en)指揮下でコカインの密造を始め、現在の麻薬カルテルへと移行していった。 ガルフ・カルテルは、メキシコ合衆国のタマウリパス州マタモロスに拠点を置く麻薬カルテルで、1930年代にフアン・ネポムセーノ・ゲーラによって設立された。この組織は元々はマタモロス・カルテル (スペイン語:Cartel de Matamoros ) として知られていた[2]。ガルフ・カルテルは当初、アルコールやその他の違法商品をアメリカに密輸していたが、禁酒法時代が終わると、犯罪組織はギャンブルを規制し、住宅、売春組織、自動車盗難ネットワーク、その他の不法密輸を行い始めた[3]。 1970年代に、ガルフ・カルテルの中心人物として知られているフアン・ガルシーア・アブレゴの指導の下で大きく成長した[4]。
歴史
創設と1930年代
フアン・ガルシーア・アブレゴ時代 (1980年代 ? 1990年代)