ガラホ
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携帯電話 > フィーチャーフォン > ガラホ

携帯電話 > 日本における携帯電話 > ガラホ
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ガラパゴススマートフォン」とは異なります。
ガラホの例:
au AQUOS K SHF32
シャープ製)

ガラホとは、スマートフォン用のOSや半導体部品を転用して開発された、日本国内向けフィーチャーフォン(いわゆるガラパゴスケータイ)の一種を指す新造語[1][2][3][4]
技術基盤

技術基盤はスマートフォンと共通であっても、機能仕様設計の大部分は「ガラホ」の想定利用ユーザーのために、操作性も考慮して、従来のフィーチャーフォンに準じているか若干の拡張に留まり、機能が最低限に絞り込まれている点が特徴である。

「ガラケー(ガラパゴスケータイ)+スマホ(スマートフォン)」を語源とするが、発売初期の紆余曲折、語感などからガラケー型スマホなどと誤解されることも少なくない。また、日本独特の機能(おサイフケータイワンセグテレビ)を搭載したスマートフォンを指す「ガラパゴススマートフォン(ガラスマ)」、ならびにその中でも形状をフィーチャーフォンに似せた製品群「スマートケータイ(スマケー)」との混同も多い。そのためかフィーチャーフォンの一種であることを強調して「新型ガラケー」や、使用されているオペレーティングシステム(OS)の名前を冠して「Androidガラケー」などと呼ばれることもある。

混同されやすい三つの語を簡潔に区別すると、

ガラスマ:スマホにおサイフケータイやワンセグ等のガラケーの機能を取り入れたもの(ガラパゴス化したスマホ)

スマケー:ガラスマの中でもテンキー付きで折り畳み型やスライド型等、形状をガラケーに似せたもの(ケータイ型スマホ)[注 1]


ガラホ:ガラケーを作るにあたり、OSを含むスマホの技術・部品を転用したもの(ガラケーの機能・表示・操作感の再現などを目的に、スマホにある機能が一部削られている)

ということである。

さらに、「Androidフィーチャーフォン」には、「Android搭載のフィーチャーフォン」がすべて含まれている。日本独特の「ガラパゴスケータイ」機能を必ずしも含んでいるとは限らない(ガラホはそのようなデバイスの一種だが、日本国外で販売されているより基本的なデバイスもある)。

なお、「ガラホ」という単語はKDDIによって商標登録[5]されているため、他社が取り扱う類似端末は商品名にはガラホは使えないが、便宜上この記事に包括して記載する。
開発経緯

機器操作が苦手な人や、年配者にはフィーチャーフォンへの根強い需要が存在している[6]。しかし従来型フィーチャーフォンで使用されていた独自OS([注 2])の開発停滞と、それらに対応するチップセットやCPUといった半導体部品の製造終了(新型部品への切り替えに伴う対応打ち切り)による枯渇危機などで、新機種の開発が困難になった。また、こうした事情から第3.9世代移動通信システム以降への対応が難しくなり、第3世代移動通信システムの終焉後にフィーチャーフォン需要を満たせなくなることも懸念されていた。

フィーチャーフォン利用者は、フィーチャーフォン向けサービスの終了が相次いだり[注 3]、そもそも最初からフィーチャーフォンには対応していなかったり、Eメールや今までのSNSに代わってスマートフォン向けの新しいSNS(LINEFacebookなど)がコミュニケーションの主流として台頭する、SHA-2方式の通信に対応していなければ閲覧できないサイトが出る[注 4]、ある一定の行動(割引サービスの享受やイベント参加[注 5])においてスマホアプリの利用が必須(ガラケー非対応)であるなど、本人の意思にかかわらず半ば強制される形でスマートフォンへの移行を考えなくてはならない状況に立たされてしまっている。

そうした事情はKDDI沖縄セルラー電話連合のauにおいて特に顕著であり、同社が3G通信として採用しているCDMA2000方式は海外で段階的に停波され、日本国内のローカルな規格になりつつある[注 6]。また同社の従来型フィーチャーフォンで使用している「BREW」も、開発元であるクアルコム社とのライセンスを継続するのが困難になり、2018年3月31日を以ってEZweb向けアプリの新規配信提供やアップデートが提供できなくなった。こうした事情から、日本の大手キャリアで最もフィーチャーフォンのLTEVoLTE対応が必要な状況に立たされている[注 7]

かつてはフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行を促す目的で、(日本製フィーチャーフォンがガラパゴスケータイと呼ばれる所以となった)日本独特の機能を搭載した「ガラパゴススマートフォン(ガラスマ)」が市場に投入された。そのガラスマの中には、折り畳み型やスライド型でテンキー付きという、フィーチャーフォン風味の製品「スマートケータイ(スマケー)」も存在した。その後ガラスマは定番化しあえて表記されることもなくなったが、スマケーは後述の通り失敗に終わった。こうした状況に対応するため、従来型フィーチャーフォンに代わる新型フィーチャーフォンの開発に焦点が当てられることとなった。技術面をスマートフォンと共通化することでOSの開発停滞や半導体部品の枯渇を回避するとともに、それをベースに無駄な機能を削減しシステムの改修を施す手法で開発された新型フィーチャーフォンが、ガラホである。
需要と供給

端緒となった機種は、2015年春にKDDI・沖縄セルラー電話連合(各auブランド)が発売したシャープ製のAQUOS K SHF31である。正式名称は「4G LTEケータイ」[7]といい、当初「ガラホ」は通称としてKDDIが名付けたもの。なお、コラムニスト深澤真紀が名付けた「日フォン(にふぉん)」という呼称が用いられることも一時期あったがこちらは全く定着せずに終わった。

当初はKDDI社内でもガラホをスマートフォンとフィーチャーフォンのどちらとして扱うべきか意見が割れていたらしく、製品発表会では「ガラケーの形をしたスマホ=ガラホ」と説明していた[8]一方で、メディアの取材に対して発表会関係者から「ネクストフィーチャーフォン」と呼ぶ社員もいた[9]ことも明かされている。最終的にKDDIはSHF31をフィーチャーフォンとして販売することとなり、また「『通信方式がLTE』『CPUクアッドコア』『テザリング機能の搭載』などの特徴を持つ新型フィーチャーフォン」として自社の用語集に明記するなど、ガラホは正式にフィーチャーフォンの一種として落ち着いた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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