ガマラマ山
1980年
標高1,715[1] m
所在地 インドネシア 北マルク州
位置北緯0度48分 東経127度20分
ガマラマ山(ガマラマさん、インドネシア語: Gunung Gamalama)は、インドネシアのテルナテ島の全体を構成する円錐に近い形の成層火山である。島はマルク諸島北部のハルマヘラ島の西の沖合いにある。何世紀にも亘って、テルナテは香辛料貿易を行うためのポルトガル海上帝国とオランダ東インド会社の砦の中心であった。
火山活動は活発で、16世紀初めから80回を超える噴火を繰り返しており[2]、1775年の噴火は約1300人の死者を出している[3]。
2011年12月4日、噴火。2,000メートル上空まで物質を排出した。テルナテ市の近郊の住民数千人は、火山灰の粒子が町に降り注いだために避難した[4]。12月27日の噴火では6名の死者が出た[2]。火山活動の1ヶ月後にはラハールが発生したことで数十名が負傷した[5]。
2012年9月にはより激しい噴火が発生した[6]。
2014年12月19日にも噴火。噴煙は火口から柱状に高さ2キロまで噴き上げられ、噴火開始直後に急いで逃げ出そうとした登山家9人が負傷し、1人が行方不明となっている[2] 2009年 1700年代初期のガマラマ山の噴火の描画、ポルトガル海上帝国の砦も描かれている。
ウィキメディア・コモンズには、ガマラマ山
参照^ a b "ガマラマ山". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. 2006年12月13日閲覧.
^ a b c ⇒“インドネシア、ガマラマ火山噴火、登山家9名が怪我”. The Voice of Russia. (2014年12月19日). ⇒http://japanese.ruvr.ru/news/2014_12_19/281480099/ 2015年1月6日閲覧。
^ “ ⇒Eruption of the Gamalama volcano” (2011年12月7日). 2011年12月8日閲覧。
^ “ ⇒Thousands flee as Indonesian volcano erupts” (2011年12月5日). 2011年12月5日閲覧。
^ ⇒“Most Popular E-mail Newsletter”. USA Today. (2011年12月28日). ⇒http://www.usatoday.com/news/world/story/2011-12-28/Indonesia-lava-flood/52248368/1
^ ⇒“Indonesia's Mount Gamalama erupts spewing ash and lava”. ⇒http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-19628498
関連項目
インドネシアの火山の一覧(英語版)
マレー諸島のウルトラの一覧(英語版)
外部リンク
⇒Gamalama - Smithsonian Institution: Global Volcanism Program
表
話
編
歴
大規模火山災害
(死者1,000人以上、*は1万人以上)
ヴェスヴィオ(79年)
クラカタウ(535年)
エトナ(1169年)*
ケルート(1586年)*
ヴェスヴィオ(1631年)
ラウン(英語版)(1638年)
エトナ(1669年)*
ムラピ(1672年)
アウ(1711年)
渡島大島(1741年)
マキヤン(英語版)(1760年)
パパンダヤン(英語版)(1772年)
ガマラマ(1775年)
ラキ(1783年)
浅間(1783年)
雲仙(1792年詳細)*
コリマ(1806年)
マヨン(1814年)
タンボラ(1815年)*
ガルングン(1822年)
ルイス(1845年)
アウ(1856年)
クラカタウ(1883年)*
アウ(1892年)
セント・ビンセントのスフリエール(1902年)
プレー(1902年)*
タール(1911年)
ケルート(1919年)
ムラピ(1930年)
ラミントン山(1951年)
アグン(1963年)
エルチチョン(1982年)
ルイス(1985年)*
ニオス(1986年)
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