ガフールの伝説
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ガフールの伝説
Legend of the Guardians:
The Owls of Ga'Hoole
監督
ザック・スナイダー
脚本ジョン・オーロフ
エミール・スターン
製作ザレー・ナルバンディアン
製作総指揮ドナルド・デ・ライン
ライオネル・ウィグラム
デボラ・スナイダー
クリストファー・デファリア
ブルース・バーマン
キャスリン・ラスキー
出演者ヘレン・ミレン
ジェフリー・ラッシュ
ヒューゴ・ウィービング
サム・ニール
音楽デイビッド・ハーシュフェルダー
アウル・シティー
編集デイビッド・バロウズ
製作会社ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
配給 ワーナー・ブラザース
ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
公開 2010年9月24日
2010年9月30日
2010年10月1日
上映時間100分
製作国 アメリカ合衆国
オーストラリア
言語英語
製作費$80,000,000
興行収入$139,939,143
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『ガフールの伝説』(ガフールのでんせつ、原題: Legend of the Guardians: The Owls of Ga'Hoole)は、2010年アメリカオーストラリア合作のファンタジー映画

本作の前に『ルーニー・テューンズ“飛べ ファンコプター”』(3D制作、約3分)が同時上映された。
概要

アメリカの作家キャスリン・ラスキーによるフクロウ世界の冒険と戦いを描いたファンタジー小説ガフールの勇者たち』を原作としている。

第3巻までの物語を基にしているが、原作にはいないキャラクター[注 1]が登場する。また、メタルビークの種もメンフクロウからススイロメンフクロウに変更されている。

キャッツ & ドッグス 地球最大の肉球大戦争』に続くワーナー・ブラザースヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズによって全編3DCG3D映画RealD方式)として共同製作された。日本では丸の内ルーブルをはじめとする松竹東急系およびワーナー・マイカル・シネマズ(現・イオンシネマ)のデジタル3-Dシネマ導入館で公開された。
ストーリー

フクロウたちが高度な文明を育む世界。彼らの王国には、親子代々語り継がれる伝説があった。弱きを助け悪を正す正義の代行者「ガフールの勇者たち」の物語である。彼らは今も広大な湖の島にある「ガフールの神木」で共同生活を営んでいるという。

ティト森林王国の森で両親と兄、妹と暮らすメンフクロウのソーレンも、伝説の勇者たちに憧れる少年のひとりだった。現実的な兄のクラッドは伝説をただの物語と断じ、夢見がちな弟をバカにしていた。

ある日、兄弟ゲンカの最中に巣から地面に落下してしまったソーレンとクラッドは、邪悪なフクロウの集団「純血団」の兵士に捕まり、聖エゴリウス孤児院に連れ去られる。純血団総統メタルビークの妻ナイラに反抗的な態度をとったことから兄と離れ離れにされてしまったソーレンは、小さなサボテンフクロウのジルフィーと出会い、彼女と共に孤児院を脱走しようと試みる。

純血団の狙いはメンフクロウ属(ティト)による世界征服だった。心ならずも純血団に使われているキンメフクロウのグリンブルは、ソーレンたちの脱走に手を貸して、「ガフールの勇者たち」に危機を報せる使命を託した。伝説の勇者たちは実在したのだ。ソーレンとジルフィーは、旅の途中で出会った仲間たちと共に「ガフールの神木」に辿り着き、純血団の存在を伝えて、その陰謀を阻止するのだった。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ソーレン(メンフクロウ)
ジム・スタージェス市原隼人
ジルフィー(サボテンフクロウ)エミリー・バークレー川島海荷
ディガー(アナホリフクロウ)デビッド・ウェナム宮田幸季
トワイライト(カラフトフクロウ)アンソニー・ラパーリア茶風林
クラッド(メンフクロウ)ライアン・クワンテン浪川大輔
エグランタイン(メンフクロウ)アドリエンヌ・デファリア諸星すみれ
ノクタス(メンフクロウ)ヒューゴ・ウィービング大川透
マレラ(メンフクロウ)エッシー・デイヴィス
ミセス・プリサイバー(ヘビ、通称「ミセスP」)ミリアム・マーゴリーズ峰あつ子
ボロン国王(シロフクロウ)リチャード・ロクスバーグ大川透
バーラン王妃(シロフクロウ)デボラ=リー・ファーネス小林優子
エジルリブ(ヒゲコノハズク)ジェフリー・ラッシュ永井一郎
オツリッサ(ニシアメリカフクロウ)アビー・コーニッシュ佐古真弓
ブボ(アメリカワシミミズク)ビル・ハンター
ストリクス・ストルーマ(ニシアメリカフクロウ)サシャ・ホーラー
メタルビーク(ススイロメンフクロウ)ジョエル・エドガートン石塚運昇
ナイラ(メンフクロウ)ヘレン・ミレン榊原良子
グリンブル(キンメフクロウ)ヒューゴ・ウィービング斎藤志郎
アロミア卿(カラフトフクロウ)サム・ニール金尾哲夫
エキドナ(ハリモグラ)バリー・オットー緒方賢一

製作

ワーナー・ブラザース2005年6月に映画化権を獲得し、ドナルド・デ・ラインとライオネル・ウィグラムのプロデュースによるCGアニメ化を企画した[1]。脚本はジョン・オルロフに決まり[2]2008年4月ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズザック・スナイダーとサーク・ナルバンディアンによりプロジェクトが本格始動した。プロダクションは2009年2月にオーストラリアで開始された[3]。VFX製作には、2006年の『ハッピー フィート』の成功で知られるアニマル・ロジックが参加した[4]2010年6月15日に予告編が公開された[5]
ゲーム

アメリカでは、ワーナー・ブラザース・インタラクティブ・エンターテインメントにより、本作を原作としたコンピュータゲームがWiiXbox 360プレイステーション3ニンテンドーDSで発売された[6]


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