ガストン・ドゥメルグ
Gaston Doumergue
レジオンドヌール勲章を受章したドゥメルグ(1924年)
フランス共和国
第13代 大統領
任期1924年6月13日 – 1931年6月13日
首相一覧
フレデリック・フランソワ=マルサル
エドゥアール・エリオ
ポール・パンルヴェ
アリスティード・ブリアン
エドゥアール・エリオ
レイモン・ポワンカレ
アリスティード・ブリアン
アンドレ・タルデュー
ピエール=ポール=アンリ=ガストン・ドゥメルグ(フランス語: Pierre-Paul-Henri-Gaston Doumergue、1863年8月1日 - 1937年6月18日)は、フランスの政治家。特に問題の多かった前任者のアレクサンドル・ミルランの後で、最も人気のあったフランス大統領の一人と見なされている。
生涯1910年-1915年頃
エグ・ヴィヴ(英語版)のプロテスタント[1]の家庭に生まれる。フリーメイソンであった[2][3][4]。パリ大学で法学博士号を取得した1885年以後、ニームや、一年ほど仏領インドシナに勤めたりした。急進党から始まり、晩年にはさらに右派になった。
1913年12月9日から翌1914年6月2日まで首相を務めた。ドゥメルグは、ルネ・ヴィヴィアニ(英語版)及びアリスティード・ブリアン内閣を通じ、1917年3月にアレクサンドル・リボ(英語版)内閣の下で、ドイツ及びオーストリア=ハンガリーと別々に和平を結ばないようアレクサンドル・ケレンスキーを説得しに派遣されるまでの間、植民地大臣を務めた。1924年6月13日には共和国大統領に選出され、唯一のプロテスタント系大統領となった。ドゥメルグは大統領選出時点で独身であり、在任中に結婚した初めての大統領となった[5]。