ガジェット通信
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ガジェット通信
(Gadget News)URLgetnews.jp

言語日本語
タイプニュースサイト
運営者東京産業新聞社
設立者未来検索ブラジル
開始2008年(平成20年)9月30日
現在の状態2024年令和6年)現在、運営中

ガジェット通信(ガジェットつうしん)は、東京産業新聞社運営する日本ニュースサイト深水英一郎により創刊された。
概要

「メールマガジン配信プラットフォームまぐまぐの創立者である深水英一郎により発案、企画進行され[1]2ちゃんねる検索」などのサービスを提供している未来検索ブラジルにて2008年平成20年)9月30日に「未来検索ガジェット通信」の名称で開設され、同年11月にニュースサイトとしてテストオープンした。その当初より、2ちゃんねる開設者・元管理人の西村博之(ひろゆき)が記者として参加している[2]2009年(平成21年)2月より未来検索ブラジルの子会社である東京産業新聞社に運営が移管され、サイト名を現在の「ガジェット通信」とする。過去には、電子掲示板2ちゃんねる (2ch.net) のトップページに当サイトへのリンクが張られていた。

企画立ち上げは、深水英一郎が当時ライブドアに所属し複数のメディア事業に関わっていた旧知の高橋賢にメディアの立ち上げの相談を持ちかけるところから始まる。2008年8月にガジェット系メディアを試験的に立ち上げるが、当初は名称が「Unboxing」で、既にドメインも取得されていた。しかし高橋が「それでは日本人に伝わらない、分かりやすい名前でなくてはならない」とし「ガジェット通信」と名付けドメインもGadgetの後ろ3文字を取ったgetとnewsをあわせたgetnewsとし、ドメインもgetnews.jpを取得しなおした。高橋は当時ライブドアに勤務していたが、2010年1月より正式に未来検索ブラジルのスタッフとなる。

未来検索ブラジルの事業として行うことにしたきっかけは、当時事業もイメージも2ちゃんねるに依存する部分が大きかった未来検索ブラジルの中で、新しい事業をおこない、2ちゃんねるにのみ関連する事業会社というイメージを払拭し新しい柱をつくりたかったため。メディアに関わる仕事をおこなってきた役員が多かったため、メディア事業であれば役員の合意も得られやすいだろうということで深水英一郎が未来検索ブラジル役員に企画説明をおこなった[3]。「ガジェット系メディアを運営すれば、情報発信ができそこから収益も得られ、さらに一眼レフカメラなど最新のデジタルガジェットを発売前に触りまくりである」というプレゼンをおこなったところ、満場一致で役員の賛同を得られ、「細くとも長く続けていこう」という方針がつくられた。

上記の理由により開設当初よりデジタル家電ガジェット)の新製品紹介やレビューに力を入れているが、東京産業新聞社の運営となって以降は特にデジタル家電と関係の無い一般ニュースも取り上げるようになっている。特徴的な取り組みとして、2ちゃんねるやTwitterで話題になっている個人のブログ記事をサイトへの「寄稿」という形で掲載している[4]ほか、深水英一郎が立ち上げた姉妹サイト「連載.jp」に登録された市民記者(ガジェット通信では「ウェブライター」と呼ばれる)が投稿した記事より編集部が選んだものがガジェット通信に掲載されるなどユーザーが発信者として参加できるような工夫もおこなった。
東京産業新聞社

株式会社 東京産業新聞社
Tokyo Sangyo shimbun Inc.,
[5]種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
150-0046
東京都渋谷区松濤2丁目11番11号
松涛伊藤ビル 2階
設立2003年平成15年)4月10日
業種情報・通信業
法人番号8011001059645
事業内容ニュースサイトの管理運営
代表者竹中直純代表取締役
資本金300万円
主要株主有限会社未来検索ブラジル
関係する人物西村博之
外部リンク ⇒http://tokyosangyo.jp/
テンプレートを表示

ガジェット通信の運営会社である株式会社東京産業新聞社(とうきょうさんぎょうしんぶんしゃ)は、2003年(平成15年)に設立された未来検索ブラジルの子会社である。「ペーパーレス新聞社」を標榜しており、社名に冠された『東京産業新聞』なる新聞はもとよりいかなる紙媒体の定期刊行物も発行していない。ガジェット通信とその関連ニュースサイト以外のサービスでは、2ちゃんねるが唯一公認するまとめサイト「コピペちゃんねる」の運営を行っている[6]

代表取締役は未来検索ブラジル社長の竹中直純が兼務しており、編集部も同じビルに入居している。編集部は此ノ木よしる漫画SE』(白泉社ヤングアニマル』連載)で、主人公の職場のモデルとなっている[7]
沿革

2008年(平成20年)

7月 - メールマガジン配信プラットフォームまぐまぐの創立者である深水英一郎によりガジェット系ニュースサイト企画として発案、設立準備をおこなう。

9月 - 有限会社未来検索ブラジルにより「未来検索ガジェット通信」として開設される。

11月 - テストオープン。


2009年(平成21年)2月 - 株式会社東京産業新聞社の運営となり、サイト名を「ガジェット通信」に改称

2011年(平成23年)

1月 - ニフティと提携し姉妹サイト「夕刊ガジェット通信」を開設。

6月 - ウェブライター参加投稿型の姉妹サイト「Aニュース」(現・「連載.jp」)を開設。

11月 - 麻薬特例法違反幇助容疑で編集部が警視庁捜索を受ける。


2012年(平成24年)

7月 - 日本インターネット報道協会に加盟。

12月 - パソコン遠隔操作事件に関連して編集部が警視庁および大阪府警の捜索を受ける。


2013年(平成25年)2月 - 2件の捜索につき「いずれの事件とも無関係」として、未来検索ブラジルと共同国家賠償法に基づく訴訟を起こす[8]

2014年(平成26年) - 「夕刊ガジェット通信」終了

2016年(平成28年) - 親会社の未来検索ブラジルと共に本社渋谷区から千代田区移転

2020年令和2年)10月 - 親会社の未来検索ブラジルと共に本社を千代田区から渋谷区に移転。

姉妹サイト

以下の姉妹サイトに掲載された記事はガジェット通信とその提携配信先のニュースサイトにも掲載される場合がある。
オタ女
オタク女性向けニュース。ガジェット通信記者の藤本エリが企画し立ち上げ。
ホラー通信
映画漫画アニメ・コンピュータゲームなどホラー全般を取り上げる他、怪奇系のニュースを取り上げる。ガジェット通信記者のレイナスと藤本エリが企画し立ち上げ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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