シーア派

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ムハンマド・ムンタザル


表

話

編

歴

ガイバ（アラビア語: ????‎ Ghaybah, DMG方式: ?aiba、ペルシア語: ????‎ Ghaybat[1]）とは、イスラム教シーア派の多くの分派においては、彼らの認める最後のイマームが死ぬことなく隠れており、いつか再臨（ルジューウ）すると主張する思想を指している。一般に「隠れ」あるいは「幽隠」などと訳す。ガイバはアラビア語では本来「不在」あるいは「隠れていること」を意味する。

ガイバあるいは隠れイマームの概念はカイサーン派によってはじめて提示され、その後ほかのシーア派の分派にも取り入れられた。

ガイバ状態にあるイマームが誰であるかは分派によって異なる。

現在はイエメンに勢力を持つザイド派（5イマーム派）では、ガイバ思想を否定する。

イスマーイール派（7イマーム派）では、本来（彼らにとっての）第7代イマームであるムハンマド・イブン・イスマーイールだったが、その後さらに多くの分派に枝分かれした。

現在のシーア派の主流である十二イマーム派では、第12代イマームのムハンマド・ムンタザルである。

イスラム教に起源を持つが、一般的には別の宗教とみなされているバーブ教は、自らが隠れイマーム（ムハンマド・ムンタザル）の再臨であると宣言したセイイェド・アリー・モハンマドが開いたものである。
関連項目

ムハンマド・ムンタザル#ガイバ

出典・脚注^ ???? (Ghaybat) は「不在」や「欠席」を意味する普通名詞なので、特に宗教上のガイバについて限定して言及する場合、「時のイマームのお隠れ」(???? ???? ???? Ghaybat-e emam-e zaman) などと呼ぶ。


更新日時:2022年3月24日(木)14:52
取得日時:2022/11/27 23:53