ノバルティス
Novartis International AG
種類株式会社
市場情報SIX: NOVN
2,426.08 (百万株)時価総額=233.8 billion US$
(世界17位)
(2014年11月末時点)[2]
売上高連結:57,920 Million US$
(2013年12月期)[3]
営業利益連結:10,910 Million US$
(2013年12月期)[4]
純利益連結:9,292 Million US$
(2013年12月期)[5]
総資産連結:126,254 Million US$
(2013年12月末時点)[6]
従業員数135,696人
(2013年12月末時点)[7]
決算期12月31日
外部リンクwww.novartis.com
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ノバルティス(Novartis International AG)は、スイス・バーゼルに本拠地を置く、国際的な製薬・バイオテクノロジー企業である。スイス証券取引所、ニューヨーク証券取引所上場企業(SIX: NOVN、NYSE: NVS)。
社名のノバルティスは、「新しい」("Nova")と、「芸術、技術」("Artis")の組み合わせによる造語である。フォーチュン誌の「世界で最も称賛される企業2013」において、3年連続で医薬品企業No.1に選ばれている。
以下ではノバルティスの医薬品事業における日本法人である、ノバルティスファーマ株式会社(Novartis Pharma K.K.)についても併せて記述する。 ノバルティスは主に、研究部門、医療製品の開発部門、製造およびマーケティング部門の3部門で構成されており、医療用医薬品や医療機器のほか、薬店で販売される一般用医薬品、健康食品、コンタクトレンズなども取り扱っている。 過去には動物用医薬品も取り扱っていたが、経営分離により、一部製品をエランコに引き継ぐ形で、取り扱いを終了した。 以下のブロックバスター製品を保有する。
事業
イマチニブ (抗がん剤)
ディオバン(バルサルタン, 高血圧)
ラニビズマブ(加齢黄斑変性)
オクトレオチド(先端巨大症)
アムロジピン(高血圧)
ゾレドロン酸(骨粗鬆症)
フィンゴリモド(多発性硬化症)
リバスチグミン(アルツハイマー病)
歴史
1758年:バーゼルでガイギー社が化学品・薬品問屋として創業。
1864年:アレクサンダー・クラベル、バーゼルで絹織物用の染料工場を操業開始。その後、1884年にバーゼル化学産業社(Gesellschaft fur Chemische Industrie Basel, CIBA=チバ)となる。
1886年:アルフレッド・カーンとエドゥアルド・サンド、共同で染料工場を操業開始。カーン死後の1895年にサンド社として法人化。
1938年:サンド社、LSDの合成に成功。
1939年:ガイギー社の科学者、パウル・ヘルマン・ミュラーがDDTの創成に成功。
1971年: チバ社とガイギー社が合併、チバガイギー社となる。
1989年 - 免疫賦活経腸栄養剤「インパクト」発売。(日本では2002年7月に旧味の素ファルマより発売)
1996年12月:チバガイギー社とサンド社が合併、ノバルティス社となる。この際、チバカイギー社の染料などの化学品部門はチバ・スペシャリティケミカルとして分離。
1997年9月:開発中の免疫抑制剤について、吉富製薬(現:田辺三菱製薬)とライセンス契約を締結。
1998年:カリフォルニア大学バークレー校とバイオテクノロジーに関する製造販売協定を締結。
2000年:農業部門とアストラゼネカの農業部門が合併、シンジェンタ社設立。
2000年8月:ノバルティス コンシューマーヘルス社と花王の折半出資による共同事業として、ノバルティス花王を設立。
2002年3月:業績未達成のため、ノバルティス花王を解散。
2004年2月:ミード・ジョンソン社(アメリカ)の成人医療用栄養食品事業を3億5000万米ドルで買収し移管。
2005年6月:ジェネリック医薬品会社、ヘキサル社(ドイツ)を買収し、ノバルティス社のジェネリック事業のサンド社と経営統合。
2006年:アメリカ・カリフォルニア州のバイオ医薬品会社、カイロン社(Chiron)を買収合併。