カール・ケルナー(Carl Kellner, 1826年3月26日 - 1855年3月13日)は、ドイツの光学技術者である。
略歴
1826年3月26日 - ヘッセン大公国ヒルツェンハインで生まれた。
1849年 - 顕微鏡メーカーオプティシェス・インスティトゥート(Optisches Institut, 現ライカ)を設立し、僧院の部屋を借りて作業した[1]。またモーリッツ・ヘンゾルト(Moritz Hensoldt)と共同でヴェッツラーに望遠鏡製造工場を始めたという[1]。
1850年 - ケルナー式接眼鏡を発明し、カール・フリードリヒ・ガウスから絶賛されたため多数の注文を受けた[1]。このタイプは望遠鏡の世界では1980年代まで長焦点接眼レンズの定番としてよく使用されていた。
1855年3月13日 - 肺結核でヴェッツラーにて亡くなった。
脚注^ a b c 『ツァイス・イコン物語』pp.52-53。
参考文献
竹田正一郎『ツァイス・イコン物語』光人社 ISBN 978-4-7698-1455-9
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