カーペンターズ_(アルバム)
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『カーペンターズ』
カーペンターズスタジオ・アルバム
リリース1971年5月13日
録音1971年
ジャンルロック
時間31分26秒
レーベルA&M
プロデュースジャック・ドーアティー
専門評論家によるレビュー


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カーペンターズ アルバム 年表

遙かなる影
1969年)カーペンターズ
(1971年)ア・ソング・フォー・ユー
1972年

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カーペンターズ(原題:"Carpenters")は1971年5月13日カーペンターズが発表したアルバム(LP盤)。
目次

1 概要

2 評価

3 収録曲

4 脚注

5 関連項目

概要

セルフ・タイトルのアルバムであるため、やはりセルフ・タイトルであるビートルズの通称『ホワイト・アルバム』になぞらえて、日焼けした肌のような黄褐色が全面に染められたジャケットから「タン・アルバム(The Tan Album)」と通称されている。日本発売当時のアルバムの邦題は『ふたりの誓い?カーペンターズ第三集』で[1]、その後『スーパースター』への改名を経て、2000年に原題と同じくセルフ・タイトルとなった。

先行シングルの「ふたりの誓い」「雨の日と月曜日は」、シングル・カットされて大ヒットした「スーパースター」、バート・バカラックが作曲したヒット曲をカヴァーした「バカラック・メドレー」などを収録。「スーパースター」は元々、デラニー&ボニーが「グルーピー」というタイトルで発表した曲。その後、レオン・ラッセルが仕掛け人となり、ジョー・コッカーを中心としたツアー「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」で、バック・コーラスを務めた女性シンガー、リタ・クーリッジをフィーチャーした曲として発表された際に「スーパースター」と改名された。同ヴァージョンは、ジョー・コッカー名義のライヴ盤『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』に収録。カーペンターズは、ベット・ミドラーによるカヴァーを聴いて、自分達も取り上げることにした。歌詞のテーマは、ロック・スターに憧れるグルーピーで、カレン・カーペンターが抵抗感を抱いたため、歌詞の一部をソフトな内容に変えて歌われた。

「サタデイ」と「ドリシラ・ペニー」の2曲でリチャード・カーペンターがリードボーカルを務めている。
評価

4週間に渡って全米2位を獲得した。本アルバムでグラミー賞最優秀ボーカル・グループ賞を受賞した[2]
収録曲
Side 1

雨の日と月曜日は(原題:Rainydays and Mondays)作:ロジャー・ニコルズポール・ウィリアムズ

サタデイ(原題:Saturday)作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター

あなたの影になりたい(原題:Let Me Be the One)作:ロジャー・ニコルズ、ポール・ウィリアムズ

愛は涙のために(原題:(A Place to) Hideaway)作詞・作曲:ランディー・スパークス

ふたりの誓い(原題:For All We Know)作:フレック・カーリンロブ、ウィルソンアーサー・ジェームズ

Side 2

スーパースター(原題:Superstar)作:レオン・ラッセル、ボニー・ブラムレット

ドリシラ・ペニー(原題:Druscilla Penny)作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター

ワン・ラヴ(原題:One Love)作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター

バカラック・メドレー
去りし時を知って(原題:Knowing When to Leave)

涙でさようなら(原題:Make It Easy on Yourself)

愛の思い出(原題:(There's) Always Something There to Remind me)

恋よ さようなら(原題:I'll Never Fall in Love Again)

ウォーク・オン・バイ(原題:Walk On By)

サン・ホセへの道(英語版)(原題:Do You Know The Way to San Jose)


サムタイムス(原題:Sometimes)作:フェリス・マンシーニ、ヘンリー・マンシーニ


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