カーブル陥落 (2021年)
アフガニスタン紛争と2021年ターリバーン攻勢中
ターリバーンのカーブル統治2日目のカーブル国際空港正門前。国外脱出しようとするアフガニスタン国民とそれを阻止するターリバーン戦闘員が映っている。2021年8月17日撮影。
時2021年8月15日早朝 - 夜
場所アフガニスタン、カーブル
結果
ターリバーンの勝利
アフガニスタン・イスラム共和国政府の事実上の崩壊
アシュラフ・ガニー大統領のアラブ首長国連邦への亡命
その他のアフガニスタン・イスラム共和国の幹部らの亡命
ターリバーンの一部を除くアフガニスタン全土の実効支配
アフガニスタン・イスラム首長国の再構築を試みる
北大西洋条約機構によるカーブル国際空港管理が始まる
有志連合国撤退作戦(英語版)・en:Operation Pittingの開始
衝突した勢力
アフガニスタン
ターリバーン(アフガニスタン・イスラム首長国)
指揮官
アシュラフ・ガニー ハイバトゥラー・アクンザダ
アブドゥル・ガニ・バラダル
アフガニスタン紛争
4月革命
1978年-1989年
1989年-2001年
2001年-2021年
パンジシール紛争
アフガニスタン紛争 (2001年-2021年)
リスト
不朽の自由
クレセント・ウィンド
アフガン侵攻
ライノー
マザーリシャリーフ
クンドゥーズ1
へラート
タリバン政権崩壊
タリン・コート
カンダハール
カラーイバシール
トラボラ
アナコンダ
タクル・ガー
ジャカナ作戦
マウンテン・バイパー
マウンテン・リゾルブ
アズベリーパーク
レッド・ウィング
パース作戦
ラシュカガル
マウンテン・スラスト
ヘルマンド州
(サンギン)
(ナウザッド)
(アキレス)
(ピックアックス=ハンドル)
(ムサカラ)
(ガルムシール)
(イーグルス・サミット)
(レッドダガー)
(ディーゼル)
(パンサーズ・クロー)
(ストライク・オブ・ザ・ソード)
カイカ
パンジュワイ
メデューサ
マウンテン・フューリー
ファルコン・サミット
フーバー
カミン
チョーラ
ハンマー
アナコンダ前線拠点
ナスラット
ハレカト・ヨロ
カレーズ
ゴラプライ
サルポサ刑務所
アルガンダブ
ワナト
オカブ作戦
カカラク
シーワン
チヌーク撃墜
ウズビン
バラムルガブ
シャーヒタンダル
アルザイ
チャハルダラ
ダヘイナ
カムデッシュ
自由の番人
クンドゥーズ2
クンドゥーズ3
カブールテロ事件
クンドゥーズ4
病院誤爆
2021年ターリバーン攻勢
ドーハ合意
カンダハール
ザランジュ
カーブル陥落
カーブル陥落(カーブルかんらく、英語: Fall of Kabul)は、アフガニスタン紛争中、2021年8月にターリバーンによってアフガニスタンの首都・カーブルが陥落した出来事である。アフガニスタンからカタールの空軍基地に避難した米国大使館のスタッフら(2021年8月15日)600人超のアフガニスタン人を乗せ、首都カーブルから避難する米軍のC-17輸送機内(2021年8月15日)
概要「2021年ターリバーン攻勢」も参照
米軍がジョー・バイデン大統領の声明[1]の下、同年8月末を期限に撤退を進めることをきっかけとし、ターリバーン軍は8月14日夜までにカーブル以外の主要都市を陥落させ、駐留米軍の撤退によって大きく弱体化したアフガニスタン政府軍に向かって想定を遥かに超えるスピードで侵攻した[2]。