カービィ
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この項目では、星のカービィシリーズの登場キャラクターについて説明しています。その他の「Kirby」については「カービー」をご覧ください。
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カービィ
星のカービィシリーズのキャラクター
初登場作品星のカービィ
作者桜井政博
声優大本眞基子
川田妙子(星のカービィ おしゃべりCDコミック)

カービィ(Kirby)は、任天堂ハル研究所ゲームソフト『星のカービィ』シリーズ、および関連作品の主人公として登場する架空のキャラクター。
概要

ピンクで小さく丸い姿をしている。漫画ではピンク玉など呼ばれている。身長は20cm程度[1][2]。まん丸の胴体に短い手足、胴体と手はピンクで足は[注 1]。また、体はぷにぷにとやわらかい[1]とされている。

敵キャラクターを吸い込むことができ、吸い込んだ敵は吐き出すことで星型弾となり、敵に当ててダメージを与えることができる(『星のカービィ64』『ディスカバリー』のように、吐き出された敵が星型弾にならない作品も存在する)。空気を吸い込むことによりホバリングをして風船のように空を飛ぶ事もできる他、吸い込んだ空気を吐き出すことでダメージを与えることもできる。敵や物などの吸い込んだ物を飲み込むことによって、その敵の能力や外見などの特徴を自分のものにできる「コピー能力」をもつ。ただしスカキャラ(ワドルディなど)を飲み込んでも何も変わらない。コピー能力は初代『星のカービィ』には存在せず、『星のカービィ 夢の泉の物語』を製作する際に追加された。また、マリオとは異なり、敵を踏んづけたりすることは基本的にはできないため、敵に触れるとダメージを受けてしまう。代わりにダメージを無効化しつつ攻撃できるコピー能力は幅広く存在するほか、長い距離を落下したり急降下することで「ぷらんちゃ」状態となることでも接触ダメージを無効化できる。

キャラクターデザインは、当時ハル研究所の開発ディレクターだった桜井政博によるもの。桜井によれば、「デザイナーにちゃんとしたキャラクターのデザインを作ってもらおうとしたが、返ってきたデザインは初期のプレゼンテーションの際に打たれたドットそのものだった」という。カービィのデザインは、低年齢層を狙っているわけではなく、誰にでも親しみが持てるような「絵描き歌にできるほど簡単なデザイン」にしたためであり[3]、実際に『夢の泉の物語』電源投入時のデモが絵描き歌になっていたり[4]、アニメ版『星のカービィ』でも絵描き歌が放送された。日本こども成育協会理事、チャイルド・ラボ所長の沢井佳子は、幼児が最初に描く人物像である頭足人と同一形であることから、子供にとって親しみ深いものと分析している[5]

体色の設定は第1作目よりピンク色で、目や頬などの配色変更はあるものの現在までほぼ変更されていないが、ごく初期では混乱も見られた(第1作目の海外版パッケージのイラストでは白色であった)。これは開発現場では画面が白黒だったことで、カービィをデザインした桜井以外「カービィがピンク色だ」ということを知らなかったためで、他のスタッフも白か黄色だと思っており、同作に関わっていた宮本茂は黄色をイメージしていたという[6]。現在では、何人かでプレイする場合や追加要素でいくつかのカラーバリエーションはあるものの、基本となるカービィの配色はピンク、複数のカービィが配色違いで登場する場合は黄色が優先(『カービィボウル』以降)で統一されている(#カラーバリエーション参照)。アニメ第1話では、戦闘で傷つくと体が青色に変色する描写があった。また、『あつめて!カービィ』などでも、傷つくと体が青く変色する。

元々はアクションゲームのキャラクターだったが、体が丸い特性を生かしてピンボールやブロックボール(ブロック崩し)のようなボールゲームのキャラクターとしても展開されるようになった。また漫画アニメCD絵本、小説などカービィを主人公とした多くのメディアミックスが行われている。また、本人自体は登場はしていないが絵でゲスト出演をしている作品もある(#ゲスト出演の項を参照)。

ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』以降のゲーム・アニメにおける声優大本眞基子。ゲーム本編においては明確に台詞をしゃべるわけではなく「えい!」や「うわ!」などと発声する程度である。なお、それ以前の「星のカービィ おしゃべりCDコミックさくま良子作)」では川田妙子が演じている他、『夢の泉の物語』『カービィのピンボール』のCMや店頭用ビデオにおいても声が当てられており、この時点は台詞をしゃべっていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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