カードキャプターさくら
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カードキャプターさくら


ジャンル少女漫画魔法少女[1]
漫画:カードキャプターさくら
作者CLAMP
出版社講談社
掲載誌なかよし
レーベルKCデラックス
講談社バイリンガル・コミックス
(バイリンガル版)
プレミアムKC(記念版)
発表号1996年6月号 - 2000年8月号
巻数全12巻(新装版・特装版を含む)
全6巻(バイリンガル版)
全9巻(記念版)
話数全49話 + 番外編
漫画:カードキャプターさくら クリアカード編
作者CLAMP
出版社講談社
掲載誌なかよし
レーベルKCデラックス
講談社キャラクターズ(特装版)
発表号2016年7月号 - 2023年(予定)
巻数既刊14巻(2023年3月現在)
アニメ:カードキャプターさくら クロウカード編
原作CLAMP
監督浅香守生
シリーズ構成大川七瀬
脚本大川七瀬、金子二郎
石井博士、大久保智康
小川智子
キャラクターデザイン高橋久美子
音楽根岸貴幸
アニメーション制作マッドハウス
製作NHK
放送局 NHK衛星第2テレビ
TVB Jade
SBSTooniverse
中華テレビ
放送期間第1期:1998年4月7日 - 12月29日
第2期:1999年4月6日 - 6月22日
話数全46話
(第1期:全35話 + 第2期:全11話)
アニメ:カードキャプターさくら さくらカード編
原作CLAMP
監督浅香守生
シリーズ構成大川七瀬
脚本大川七瀬
キャラクターデザイン高橋久美子
音楽根岸貴幸
アニメーション制作マッドハウス
製作NHK
放送局 NHK衛星第2テレビ
SBS、Tooniverse
放送期間1999年9月7日 - 2000年3月21日
話数全24話
アニメ:カードキャプターさくら クリアカード編
原作CLAMP
監督浅香守生
シリーズ構成大川七瀬
脚本大川七瀬
キャラクターデザイン濱田邦彦
音楽根岸貴幸
アニメーション制作マッドハウス
製作NHK、NHKエンタープライズ、講談社
放送局 NHK BSプレミアム
放送期間2018年1月7日 - 6月10日
話数全22話
映画:劇場版カードキャプターさくら
原作CLAMP(ゲストキャラクター原案、
コスチュームデザインも兼任)
監督浅香守生
脚本大川七瀬
キャラクターデザイン高橋久美子
音楽根岸貴幸
制作マッドハウス
製作バンダイビジュアル、シェルティ
マッドハウス
封切日1999年8月21日
上映時間1時間22分
映画:劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード
原作CLAMP(ゲストキャラクターデザイン原案、
コスチュームデザインも兼任)
監督浅香守生
脚本大川七瀬
キャラクターデザイン高橋久美子
音楽根岸貴幸
制作マッドハウス
製作講談社、松竹、バンダイビジュアル
シェルティ、マッドハウス
封切日2000年7月15日
上映時間1時間38分[注 1]
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『カードキャプターさくら』(CARDCAPTOR SAKURA[注 2])は、CLAMP作の日本漫画。CCさくら、CCSとも略される。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて1996年6月号から2000年8月号まで連載された。単行本は全12巻あり、全50話で構成され、第6巻収録の26話までが「クロウカード編」、第7巻収録の27話以降が「さくらカード編」となる。2022年4月時点で関連書籍の累計発行部数は1900万部を突破し[2]、関連グッズの売上は約300億円を記録している[2]

2001年に第32回星雲賞(コミック部門)を受賞した。アニメ化、ゲーム化などのメディアミックス展開もされた。

2016年3月3日発売のなかよし4月号において、連載開始20周年記念プロジェクトの一環として連載終了後初となる新作掲載が発表された。同誌2016年7月号(6月3日発売)から「クリアカード編」がスタートした[3]。2022年10月に全14巻予定となることが発表された[4]が、のちに全15巻予定へ変更となった[5]
あらすじ
クロウカード編

木之本桜(以下、「さくら」)は、友枝小学校に通う小学4年生。父・藤隆と兄・桃矢と3人暮らしで、兄の親友・雪兎に憧れている。ある日、藤隆の書庫で不思議な本を発見する。すると、その本から封印の獣ケルベロス(ケロちゃん)が現れた。その本は、魔術師クロウ・リードが作った魔法のカード「クロウカード」が入っていた。全てのカードがさくらの住む町にばらまかれてしまい、封印が解かれるとこの世に「災い」が訪れるというクロウカードを回収するため、さくらはケルベロスによって「カードキャプター」にされ、ケルベロスや親友・大道寺知世、クロウの血縁の少年・李小狼(リ・シャオラン)と共に、クロウカードの起こした事件を解決しながら、カード集めに奮闘する。

そしてクロウ・カードが全て集まった時、ケルベロスに対するもう1人の守護者にして審判者「月」(ユエ)が現れる。それは雪兎の真の姿であった。さくらは正式なカードの主となるため、「最後の審判」に挑む。最後の審判とは、さくらが主に相応しいか否かを見極める試練で、内容は封印したクロウカードを使って月と対決して勝つというものだった。さくらが月に負ければ、「この世の災い」が起こるという。この世の災いとは、クロウカードとクロウカードに関わった者全てから一番大切な者の記憶が消えるというものだった。容赦のない月に対して、月を傷つけたくないさくらは逃げ回るだけでなかなか反撃できない。しかし、そんな中で観月歌帆は、さくらに月の鈴を渡す。実は、月の鈴はクロウ・リードが新しい主となるさくらを助けるために作ったものだったのだ。鈴の力で、封印の杖を星の杖に変えたさくらは、月を無傷のまま捕らえることに成功。月に勝ったさくらはクロウカードの新たな主として、認められた。
さくらカード編

さくらがクロウカードの正式な主となってしばらくたったある日、転校生柊沢エリオルが現れる。それと前後して、奇妙な事件が起こるようになっていた。さくらは星の杖でクロウカードの使用を試みるがカードに呪文が通じない。そこで自分の魔力をクロウカードに注ぎ、さくらカードに変える事で呪文を扱えるようにし、事件を解決していく。

さくらカードに変える過程でさくらは魔力を消耗し、月はさくらから魔力を補給できず、消滅する危機に迫られる。桃矢は月の仮の姿でもある雪兎を守るため、自分の魔力を月に譲渡する事を選ぶ。その際さくらは自分の「好き」という気持ちを雪兎に告白するが、「さくらの一番好きな人は別にいる」と告げられる。その後エリオルによって全ての者が永遠の眠りにつく呪いを掛けられるが、さくらは小狼と力を合わせ最後のクロウカード「光」と「闇」をさくらカードに変え、呪いを破ることができた。

事件の首謀者であるエリオルはクロウ・リードの生まれ変わりであり、従者のスピネル・サン(スッピー)や秋月奈久留(あきづきなくる)/ルビー・ムーンと共に暗躍していた。闇の力で作られたクロウカードはさくら自身が持つ星の力では維持できず、やがて魔力を失いただのカードになってしまう。事件を通じ星の力を持つ新たなカード「さくらカード」に変化させ、さくらを真の「持ち主」にするためだった。

さらにエリオルには、クロウ・リードとして死した際に魂を分け合ったもう一人の生まれ変わり、藤隆へエリオルがクロウから引き継いだ魔力を分け与えるという目的があった。それは自分より魔力の強い人物が行わなければならず、さくらカードを生み出す過程や事件も、さくらの星の力を育て、2つの目的を果たすために必要なことだった。

事件がすべて解決し、目的と真実を伝えたエリオルはイギリスへ帰る事となり、小狼は故郷の香港に戻る前にさくらへ秘めていた思いを告白する。さくらは自作のテディベアを帰国直前の小狼に渡し、「一番好きな人」であることを伝えた。
クリアカード編

友枝中学校に進学したさくらは初登校の途中で知世と友枝町に戻ってきた小狼に再会。小狼が同じ中学校に編入することを知る。小狼や小学校時代の同級生と一緒に過ごす中学校での新しい生活に期待しつつ眠ったその日の夜、透明なカードがバラバラに砕け、フードをかぶった謎の人物と対峙するという奇妙な夢を視る。さくらは目を覚ますと手に夢に出てきた新たな鍵を握りしめており、さくらカードは透明なカードに変化して魔力を失っていた。

さくらがクロウカードの関係者に相談して回る中、小狼だけはイギリスにいるエリオルと連絡を取り合い、何かを決意する。

再び魔法のような不思議な現象に遭遇するが、さくらは夢の中で手にした鍵を封印解除(レリーズ)して現象を「固着(セキュア)」することにより新たなカード「クリアカード」を手にする。

その後、転校生として詩之本秋穂が友枝中学校に編入し、さくら達と友達になる。秋穂はさくら達に執事のユナ・D・海渡を紹介したが、小狼から海渡の存在を聞かされたエリオルは彼の正体に疑念を抱く。

クリアカードの固着を進める中で、クリアカードはさくら自身の強力な魔力により無意識に生み出されたこと、魔力増大を抑えるために小狼がさくらカードをさくらから離したこと、海渡はイギリスの魔法協会に所属する最強の魔術師だったが『禁忌の魔法具』を持ち去った事で1年前に協会を破門になった事などが判明する。


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