カート・キャンベル
第22代 アメリカ合衆国国務副長官
現職
カート・キャンベル(Kurt M. Campbell、1957年8月27日 - )は、アメリカ合衆国の外交官、アメリカ合衆国国務副長官。 カリフォルニア大学サンディエゴ校で学士号を取得[1]。続いてアルメニアSSRのエレバン国立大学で音楽と政治哲学の修了証書を取得[1]。その後、オックスフォード大学ブレーズノーズ・カレッジで国際関係論の博士号を取得[1]。オックスフォード大学ではマーシャル奨学生
経歴
キャンベルはアメリカ海軍士官となり、統合参謀本部および海軍作戦部長特別諜報部隊で活動を行った[1]。キャンベルはハーバード大学で准教授としても勤務し、ケネディ・スクールにおいて公共政策学および国際関係論を担当[1]。またハーバード大学のベルファー・センター(英語版)で副所長を務めた[1]。
クリントン政権ではアジア・太平洋担当国防副次官補[2]、国家安全保障会議事務局長[1]、北米自由貿易協定大統領特別顧問代理[1]、財務省ホワイトハウス特別研究員を歴任した[1]。その貢献により、キャンベルは国防総省から公共サービス殊勲章(英語版)および優秀公共サービス章(英語版)を受章した[1]。
キャンベルはアスペン戦略グループ(英語版)の理事、および学術誌ワシントン・クォータリー(英語版)の編集委員長を務めた[1]。また戦略国際問題研究所において国際安全保障プログラム部長、および上級副所長を兼任した[1]。
2007年1月、キャンベルは国家安全保障問題を専門とするシンクタンク「新アメリカ安全保障センター」を設立し、最高経営責任者に就任した[2]。また同時期、キャンベルはアジア地域での企業戦略について助言を行うストラットアジア(英語版)社も設立し、社長を務めた[2]。
2009年6月26日、カート・キャンベルは東アジア・太平洋担当国務次官補に就任した[1]。
2010年2月3日、韓国の金星煥外交通商相と会談。日本の政治について意見交換し、前年まで政権の座にあった自由民主党と現在の民主党は全然違うという内容に触れた。