カーソン_(カリフォルニア州)
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カーソン

Carson
市役所



印章

標語: Future Unlimited
ロサンゼルス郡内の位置
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度50分23秒 西経118度15分35秒 / 北緯33.83972度 西経118.25972度 / 33.83972; -118.25972
アメリカ合衆国
カリフォルニア州
ロサンゼルス郡
政府
 ? 市長ルーラ・デービス=ホームズ
面積[1]
 ? 合計18.968 mi2 (49.127 km2)
 ? 陸地18.724 mi2 (48.495 km2)
 ? 水域0.244 mi2 (0.631 km2)
標高27 ft (8.2 m)
人口(2020年)[2]
 ? 合計95,558人
等時帯UTC-8 (太平洋標準時)
 ? 夏時間UTC-7 (太平洋夏時間)
市外局番310/424[3]
FIPS code06-11530
GNIS feature ID1660441
ウェブサイト ⇒[1]

カーソン(: Carson )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡の都市。人口は9万5558人(2020年)。ロサンゼルスの中心街から21q南に位置しており、ロサンゼルス国際空港からは約22q離れている。市が法人化されたのは1968年2月20日で、ロサンゼルス都市圏のサウス・ベイ地域では最も新しい自治体である。
歴史

1900年代初頭の油田の発見を契機として発展した街である。ユノカルシェルが開発を先導し、最盛期には350基の油井が稼働していた。1960年以降はベッドタウン化が進行したため、石油生産に伴う大気汚染水質汚染が問題視されるようになり、石油産業は縮小した。しかし、今日でも石油関連施設が市域の約半分を占めている[5]
地理

市は北でウェストランチョドミンゲス、北東でコンプトン、東でロングビーチ、南でロサンゼルスのウィルミントン地区、西でウェストカーソンとロサンゼルス市のハーバーゲートウェイ地区とそれぞれ接している。
教育カリフォルニア州立大学ドミンゲス校

カーソンにはカリフォルニア州立大学ドミンゲス校のキャンパスがある。学生の大半が自宅通学生であり、近隣のロングビーチ、ガーデナコンプトンからのアフリカ系アメリカ人の通学生が多い。大学は1965年のワッツ暴動で、ロサンゼルス南部の郊外で黒人が教育を受ける機会が著しく不足しているとの抗議の声に応える形で設置された。現在は、アメリカで人種的な多様性が最も高いキャンパスとなっている。人口が爆発的に増加した1960年代半ば以前は、大学はパロスバーデスの近くにあった。1965年に、市は大学の移転先として選ばれた。なお、他の移転先の候補としてはフレンドシップ・パーク、フォートマッカーサー、トーランスなどがあった。

市の大半はロサンゼルス統一学区に、一部はコンプトン統一学区に属している。ロサンゼルス統一学区は以下にあげる市内の学校を管轄している。

カーソン高校

ニュー・ミレニアム中等学校

アンドリュー・カーネギー中学校

ステファン・M・ホワイト中学校

カーティス中学校

232番プレイス小学校

キャッツキル小学校

カーソン・ストリート小学校

デル・アモ小学校

ドローレス小学校

ドミンゲス小学校

ブロードエーカーズ小学校

リープウッド・アベニュー小学校

アナリー・アベニュー小学校

アンブラー・アベニュー小学校

タウン・アベニュー小学校

キャロルデール・ラーニング・コミュニティ

高校は、市内のカーソン高校のほか、ロングビーチのランチョ・ドミンゲス・プレパラトリースクール、ロサンゼルスのウィルミントン地区のバニング高校にも通うことができる[6]

市内にはカリフォルニア数学&科学アカデミーがあるが、実際にはロングビーチ統一学区内にある。アカデミーはロングビーチ統一学区、コンプトン統一学区、ロサンゼルス統一学区(カーソン市内も含む)、また他の学区からの住民も受け入れている。
スポーツ

市内にはデビッド・ベッカムが所属していたロサンゼルス・ギャラクシーが本拠地としており、サッカーアメリカ合衆国代表の試合会場としても使用されるスタブハブ・センターがある。女子サッカークラブのロサンゼルス・ソル(2010年に解散)、2014年に加地亮が移籍したクラブ・デポルティボ・チーヴァス・USA(2014年に解散)もかつて本拠地としていた。テニススタジアムや陸上競技施設も併設されており、JPモルガン/チェース・テニストーナメントを毎年開催している。スタジアムは2003年に、カリフォルニア州立大学ドミンゲス校の隣に建設された。ADTイベント・センターと名付けられた自転車競技場もあり、常設された屋内自転車競技場としてはアメリカ唯一である。

クラブリーグ本拠地創設年優勝
ロサンゼルス・ギャラクシーMLS Soccerスタブハブ・センター19954

経済

市の包括的年間財務報告書2011年版[7]によれば、市内の雇用主トップ10は以下の通りである。

順位雇用主従業員数
1BPウェスト・コースト1,211
2レイクショア・ラーニング・マテリアルズ887
3ノースロップ・グラマン796
4ゴールデン・ホイール488
5シーズ・キャンディーズ409
6レイナー・ヘルスプロダクツ392
7ジェネラル・ミルズ362
8ペプシ・ビバレッジ352
9モノグラム・システムズ345
10AT&T カリフォルニア388

他にはブリストル・ファームズ、ダコマンなどがカーソンに本社を置いている。
統計

人口推移
年人口%±
1960
38,059?
197071,15086.9%
198081,22114.2%
199083,9953.4%
200089,7306.8%
201091,7142.2%
202095,5584.2%
U.S. Decennial Census[8]

以下は2010年の国勢調査による人口統計データである[9]

基礎データ

人口: 91,714人

世帯数: 25,432 世帯

家族数: 20,726 家族

人口密度: 1,866.9人/km2(4,835.2人/mi2)

住居数: 26,226 軒

住居密度: 533.8軒/km2(1,382.6 軒/mi2)

持家: 76.8%

賃貸: 23.2%

空家

持家: 1.3%

賃貸: 3.7%


住人

持家: 75.2%

賃貸: 23.4%

人種別人口構成

白人: 23.8%(ヒスパニックを除くと7.7%)

アフリカン・アメリカン: 23.8%

ネイティブ・アメリカン: 0.6%

アジア人: 25.6%


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