カンピョーネ・ディターリア
Campione d'Italia
紋章
行政
国 イタリア
州 ロンバルディア
県/大都市 コモ
CAP(郵便番号)I-22060 CH-6911
市外局番+4191
ISTATコード013040
識別コードB513
分離集落なし
隣接コムーネ#隣接コムーネ参照
気候分類
カンピョーネ・ディターリア(伊: Campione d'Italia)は、イタリア共和国ロンバルディア州コモ県に属する、人口約1,900人の基礎自治体(コムーネ)。ルガーノ湖のほとりに位置する町で、周囲をスイス領に囲まれたイタリアの飛び地である。
その地理的条件から、経済や公共サービスはスイスと一体化している。町の公式通貨はスイス・フランであり、欧州連合の関税制度上特殊な地域となっている。また、公営カジノがあったことでも知られている。 町の名のカナ転記には、「カンピオーネ・ディタリア」[4]なども用いられる。 ローマ時代、Campiglio あるいは Campilionum と記された兵営都市の名がこの町の名の起源である。その名はラテン語「野」campus に関連付けられる。 なお、イタリア語の Campione (カンピオーネ[5]、カンピョーネ)は、英語の Champion(チャンピオン)に相当する言葉でもある。優勝者の意味の語の語源も、campus である。 コモ県中部の西方に位置するイタリア領の飛び地で、周囲はスイス領ティチーノ州に囲まれている。ルガーノ湖畔にあり、対岸はティチーノ州最大の都市ルガーノである。ルガーノからは湖を隔てて南南東へ4km、ヴァレーゼから北東へ20km、県都コモから北北西へ20km、州都ミラノからは北北西へ59kmの距離にある[6]。 この飛び地とイタリア本土は、最も近いところで 約1km 離れている。しかし、山地によって隔てられているために、この町から最も近いイタリアの町ランツォ・ディンテルヴィまでは14 km、県都コモまでは28kmの陸路をたどらなければならず、途中スイス領に足を踏み入れることになる。ルガーノ湖畔にはイタリア領になっている場所もあるので、湖を隔てた飛び地とも言える。 隣接するコムーネ(湖水を隔てたものも含む)は以下の通り。CHはスイス領、CH-TIはティチーノ州所属を示す。
名称
地理
位置・広がり中央部の飛び地がカンピョーネ・ディターリア
隣接コムーネ
ルガーノ (CH-TI) - 北
アロニョ