カントリー・ブルース
様式的起源ブルース、フォークソング
文化的起源アメリカ合衆国南部、20世紀初頭
使用楽器ギター、ハーモニカ
派生ジャンルシカゴ・ブルース、デトロイト・ブルース、エレクトリック・ブルース
カントリー・ブルース (country blues) は、アメリカ合衆国の田舎で演奏された、主にギターを中心としたブルースの形態の内、アコースティック・ギターを用いるものの総称である。他にフォーク・ブルース (folk blues)、ルーラル・ブルース (rural blues)、ダウンホーム・ブルース (downhome blues) などの呼び方もある。 戦前、アフロアメリカンの間で人気があったブルース・シンガーとしては、チャーリー・パットン[1][2]、ブラインド・レモン・ジェファーソンらがいた。1960年代に有名になったロバート・ジョンソンは、当時は無名の存在だったという[注 1]。カントリー・ブルースは、田舎のゴスペルや、ラグタイムの要素を取り込み、ときにはヒルビリー
歴史
1960年代はじめに、アフリカ系アメリカ人の音楽の嗜好が変化し始め、ソウルミュージックやリズム・アンド・ブルースへと傾斜すると、カントリー・ブルースは、「フォーク・ブルース」として新たな人気を呼ぶようになり、おもに白人の、大学生くらいの年代の聴衆に受け入れられるようになった。ビッグ・ビル・ブルーンジーやサニー・ボーイ・ウィリアムソンIIのような伝統的なアーティストたちが、フォーク・ブルースのアーティストとして装いを新たに再登場し、ソニー・テリー(英語版)やブラウニー・マッギー(英語版)のようなピードモント・ブルースのミュージシャンたちが、アメリカ合衆国のフォーク音楽リバイバル運動(英語版)の中で活躍するようになった[4]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ローリング・ストーンズ、クリームらがカバーしたことで、有名になった。
出典^ ⇒“? Charley Patton April 28, 1891 ? April 28, 1934...” (英語). ⇒http://iloveancestry.net/post/58016762187/charley-patton-april-28-1891-april-28-1934 2022年2月2日閲覧。
^ “Charley Patton (1891?1934)”. Findagrave.com. 2022年2月2日閲覧。
^ “ ⇒Country Blues”. The Blues Foundation. 2014年1月22日閲覧。
^ Reverend Keith A. Gordon. “ ⇒Blues Styles: Country Blues: Country Blues style defined”. About.com. 2014年1月22日閲覧。
関連項目
en:List of country blues musicians
en:Hill country blues
表
話
編
歴
ブルース
楽式
8小節ブルース (en)
12小節ブルース(ブルース形式)
ウォーキングベース (en)
コールアンドレスポンス
スウィング
即興演奏
伝統的なブルースの歌詞 (en)
ブギ
ブルー・ノート・スケール
ブルース・スケール (en)
起源
ブルースの起源 (en)
フィールド・ハラー (en)
霊歌
労働歌