カレン・スレノヴィチ・ハチャトゥリアン (露: Карэ?н Суре?нович Хачатуря?н[1], Karen Surenovich Khachaturian, 1920年9月19日 - 2011年7月19日[2])は、ロシア生まれのアルメニア系作曲家。
著名な作曲家アラム・ハチャトゥリアンの甥。父スレンはアラムの兄で、ソビエト演劇劇場
経歴
レオニード・コーガンに献呈された『ヴァイオリン・ソナタ ト短調』作品1(1947年)や『チェロ・ソナタ』(1966年)、『弦楽三重奏曲』(1984年)などの調的な作品で知られ、特にヴァイオリン・ソナタはヤッシャ・ハイフェッツによって録音されたことにより西側でも幅広く知られるに至った。そのほかに、ダヴィッド・オイストラフやムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ヴラディミール・ヤンポリスキーらも彼の作品を取り上げている。ソマリアの国歌もカレンの作品である(1972年)。
旧ソ連時代にはボリショイ・バレエ団の新作バレエ作品 『チッポリーノ』(1977年)の作曲を担当したほか、映画音楽の分野でも活躍した。また指揮者(モスクワ放送交響楽団、ソビエト放送交響楽団
)、ピアノ奏者としても活動し、自作や叔父の作品の録音がある。