カルロス・ベルトラン
Carlos Beltranヒューストン・アストロズでの現役時代
(2017年7月21日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 プエルトリコ自治連邦区マナティ
獲得メダル
男子 野球
プエルトリコ
ワールド・ベースボール・クラシック
銀2013野球
銀2017野球
カルロス・イバン・ベルトラン(Carlos Ivan Beltran, 1977年4月24日 - )は、プエルトリコのマナティ(英語版)出身の元プロ野球選手(外野手)。右投両打。
2000年代のMLBを代表する5ツールプレイヤーとして知られる。ESPNや『スポーツ・イラストレイテッド』から2000年代10年間の "All-Decade team" 中堅手部門に選出されている[1][2]。スイッチヒッターとして成功した数少ない選手の1人である。 4人兄妹の次男で、上に兄が、下に2人の妹(双生児)がいる。野球を始めたのは5歳頃[3]。子供の頃は兄と共にアンディ・バンスライクのファンだったが、プエルトリコ出身のバーニー・ウィリアムスがウィンターリーグで活躍するのを目の当たりにし、次第に2人ともウィリアムスに憧れを抱くようになっていった[4]。ベルトランはウィリアムスについて「走攻守のすべてを兼ね備えていて、いつでも真摯な態度でゲームに臨む。ベースボールを尊敬していて、そして愛している。そんな彼こそが僕にとっては最大限の尊敬に値する」と話している[5]。当時住んでいた家が「家というよりは小屋と呼んだ方がいいかもしれない。6人家族が住むには小さすぎる家だった」と語るベルトランは、メジャーリーガーになって両親に立派な家をプレゼントするという夢を持つようになった[4]。 高校入学後、15歳で遊撃手から中堅手へ転向したベルトランは、スカウトからも注目される選手になっていく[4]。また野球以外にバレーボールでも活躍していたが、17歳のときに父親から「バレーボールもなかなかだが、野球で大金を稼げる才能を授かったな」と言われてからは、野球一本に絞っている[6]。
経歴
プロ入り前