カルラ舞う!
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『カルラ舞う!』(カルラまう)は、永久保貴一による日本漫画作品、およびそのシリーズ名である。アニメ化もおこなわれた。内容は、「迦楼羅神教」の教主で邪悪な霊を退治する能力を持つ双子の女子高生姉妹、扇舞子と翔子が怪事件に挑む、サイキック伝奇アクションである。

ハロウィン』(朝日ソノラマ)1986年10月号(9月10日発売)より、第1作の「変幻退魔夜行カルラ舞う!」の連載が開始される。[1] 掲載誌はその後、1998年から『サスペリア』(秋田書店)に、2006年には『ミステリーボニータ』(同社刊)へと移り、2017年現在も連載が継続している。目次

1 あらすじ

2 作品リスト

3 登場人物

4 書誌情報

5 アニメ版

5.1 映画

5.1.1 スタッフ

5.1.2 キャスト

5.1.3 主題歌


5.2 OVA

5.2.1 スタッフ (OVA)

5.2.2 キャスト (OVA)

5.2.3 主題歌 (OVA)



6 小説

7 脚注

8 参考文献

9 外部リンク

あらすじ

扇家の双子の姉妹・扇翔子と扇舞子は、迦楼羅神教38代目教主である。扇家は代々邪法によって起こる闇の怪事件を人知れず鎮めていく一族で優れた霊能力を持つ者が一代おきに生まれてきていたが、翔子と舞子は双子のため一人一人では半人前の行者以下の能力しかなく、2人で行動することが必要だった。

迦楼羅信教の奥義・変幻で2人の魂の入れ替え(念術を使う舞子の体に感応力の強い翔子の魂が入る)により、扇家2人分の力を発揮し、闇の怪事件を解決に導いていく。
作品リスト
奈良怨霊絵巻 編(秋田文庫 変幻退魔夜行カルラ舞う!1巻収録)
扇翔子・舞子姉妹のもとへ
内閣調査室より依頼が入る。奈良で行われた選挙で、事故病気変死などに見舞われる立候補者が続出し、どうやら蘇我入鹿の首を使った外法が使われたらしいとのこと。剣持司と玄妙教の教え長が蘇我入鹿の首塚を調べると入鹿の首は盗まれた後だった。犯人は飛騨宿儺(すくな)一族の二面僧都。彼は朱雀門の呪法を復活させ、宿儺(すくな)一族と奈良に千年栄華の秘術をかけるつもりだった。
仙台小芥子怨歌 編(秋田文庫 変幻退魔夜行カルラ舞う!2巻収録)
仙台修学旅行に出掛けた翔子と舞子は同級生の世津子がこけしに取り憑かれて亡くなるという事件に巻きこまれる。現場に残されたこけしから術者を探していると、翔子の夢の中に鬼首の巨椋魅冬が現れ、世津子を呪殺したこけしの封印を解けと迫る。魅冬の呪詛をかわした翔子は魅冬を探し舞子と共に鬼首に向かう。一方、沈没船から発見された人魚が塩釜神社に持ち込まれ、宮司に呼ばれた剣持が処置しようとしていた矢先、魅冬の養子・巨椋冬樹が現れ、人魚を奪われる。
飛騨怨霊絵巻 編(秋田文庫 変幻退魔夜行カルラ舞う!3-5巻収録)
奈良・法隆寺に雷が落ちて夢殿が焼失し、何者かの手によって国宝救世観音が盗まれる。事件の背後に宿儺(すくな)一族が絡んでいるとみた内閣特殊課は翔子と舞子を一族の本拠地・飛騨へ派遣する。体験入学した学校で2人は奈良で知り合った池田近江と再会する。彼は宿儺(すくな)一族に連れ去られた母を追ってきていたのだった。学校にある礼拝堂の地下で救世観音を見つけた翔子と舞子の前に宿儺(すくな)一族の生徒会長・柊恭一が立ちふさがる。彼らの狙いは救世観音を使って古の呪術・御嶽の法を成就させる事だった。
瀬戸内怨霊経 編(秋田文庫 変幻退魔夜行カルラ舞う!6-7巻収録)
内閣特殊課の依頼により香川県多度津に転校した翔子と舞子。ここは2年前に自殺した田村百合子とその祖父によって呪われた学校だった。百合子の仇をとるため崇徳上皇の五部の大乗経を盗み、学校を地獄へ変えた百合子の祖父の怨霊と対峙した翔子と舞子の前に雷玉という一対の勾玉を使って怨霊と戦う同級生・鳴海櫂が現れる。鳴海は翔子に交際を申し込むが、協同して怨霊を浄化しようやく取り戻した大乗経を今度は鳴海が奪い去る。
伏見狐勧請戸籍譚 編(秋田文庫 変幻退魔夜行カルラ舞う!8巻収録)
翔子と舞子の後輩・森居美佐子の家の庭に曇野白狐が住む社があった。その白狐を何者かが京都伏見稲荷から盗まれた御狐勧請戸籍を使って悪い白狐と入れ替える。白狐の加護が無くなった美佐子の周りに不吉なことが次々と起き、ついには美佐子は取り憑かれる。
諏訪怨霊祭 編(新装版 変幻退魔夜行 新・カルラ舞う!1-2巻収録)
横須賀アメリカ海軍駆逐艦諏訪湖から湧き立った蛇形の雲に沈められる。それは諏訪で起きた諏訪神社祭祀を行ってきた漏谷家当主の誘拐事件と関係していた。


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