カルチョ・カターニア
原語表記Catania Football Club s.r.l.[1][2]
愛称I Rossazzurri (The Red and Blues)
Gli Elefanti (The Elephants)
Gli Etnei (The Etneans)
クラブカラー 赤と水色
創設年1929年
所属リーグセリエC
所属ディビジョン3部
ホームタウンカターニア
ホームスタジアムスタディオ・アンジェロ・マッシミーノ
収容人数23,266[3]
代表者 ロス・ペッリグラ
監督 ルカ・タッビアーニ
ホームカラーアウェイカラーサードカラー
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ
カターニアFC(Catania FC)は、イタリア・カターニアを本拠地とするサッカークラブ。パレルモとの対戦はデルビー・ディ・シチリアと呼ばれる。以前に元日本代表の森本貴幸が所属していたことでも有名。 セリエAでの過去最高順位は8位 (1960-61, 1964-65, 2012-13) 。 1929年創設[4]。第二次世界大戦後の1946年にクラブを再結成した。 2004年、それまでクラブを所有していたガウッチ家(当時はペルージャも所有)より、地元実業家のプルビレンティが買収し、堅実経営を標榜してクラブ躍進が始まる。2005-06シーズンにセリエBで2位の成績をおさめて昇格条件を満たし、1983-84シーズン以来、23シーズンぶりにセリエA復帰を果たす。 2006-07シーズンは開幕から好調であったが、カターニアのサッカー暴動の制裁措置の影響などで成績が急降下し、残留確定は最終節まで持ち越された。2007年夏にはシルヴィオ・バルディーニ
歴史
2007-08シーズンは得点数がリーグワースト2位の33得点と、得点力不足にあえぎ、2008年4月にはシルヴィオ・バルディーニ監督を解任し、ワルテル・ゼンガ新監督を迎えた。2シーズン連続で残留決定が最終節までもつれ込んだ。
2008年夏にはDFフアン・マヌエル・バルガスをACFフィオレンティーナに約19億円で売却し、MFパブロ・レデスマ、FWミケーレ・パオルッチ、MFエセキエル・カルボーニ、FWニコラエ・ディカなど積極的な補強を施した。
2008-09シーズン、FWジュゼッペ・マスカーラはイタリア代表に招集されるまでに成長し、FW森本貴幸は7得点を挙げて潜在能力の高さを見せた。後半戦に順位を落としたが、過去2シーズンとは違って残留争いとは無縁で、15位でシーズンを終えた。
2009年夏、ワルテル・ゼンガ監督をライバルのUSチッタ・ディ・パレルモに引き抜かれ、後任にセリエA初采配のジャンルカ・アッツォーリ監督を招聘し、ふたりのアルゼンチン人、MFパブロ・バリエントス、GKマリアーノ・アンドゥハルなど10名もの新戦力を加えて若返りを図った。近年はエセキエル・カルボーニやパブロ・レデスマなど、アルゼンチン出身の選手を多く獲得している。2013-14シーズンにリーグ18位に終わりセリエBに降格した。さらに、2014-15シーズンはセリエBでも苦戦を強いられ、一時は降格圏に沈んだが、シーズン終盤に勝ち点を稼いで15位に入り残留を決めていた。しかし、アントニーノ・プルヴィレンティ会長が、5試合の八百長に関与したことを認め、最終順位が自動的に最下位とされ、レガ・プロに降格した。2015-16シーズンは勝点9ポイントを減点された状態からのスタートとなった[5][6]。
2020年7月24日、Sport Investment Group Italia S.p.A.(SIGI)がクラブの株式の95.4パーセントを取得した[7]。
2021年12月22日、負債が蓄積したことから市の裁判所から破産宣告を受ける[8]。市の管理下に置かれ、2022年4月19日まで執行猶予が与えられた。3度の競売にかけられ買収提案もなされたが成立まで至らず、2022年4月9日に正式に破産が決定した[9]。プロ資格も停止され、2021-22シーズンのリーグから除外されることになった。 なし シーズンディビジョンコッパ・イタリア
タイトル
国内タイトル
セリエB:1回
1953-54
プリマ・ディヴィジオーネ(イタリア語版):1回
1933-34
セリエC:5回
1938-39, 1942-43, 1947-48, 1948-49, 1974-75
セリエC1:1回
1979-80
セリエC2:1回
1998-99
カンピオナート・ナツィオナーレ・ディレッタンティ:1回
1994-95(ジローネI)
国際タイトル
過去の成績
リーグ試勝分敗得失勝ち点順位
2000-01セリエC1・ジローネB34161084940583位?
2001-02セリエC1・ジローネB34177104426583位[10]GS敗退
2002-03セリエB381271945604317位GS敗退
2003-04セリエB461813155353679位GS敗退
2004-05セリエB4213161342445512位GS敗退
2005-06セリエB42221286742782位1回戦敗退
2006-07セリエA3810111746684113位1回戦敗退
2007-08セリエA388131733453717位ベスト4
2008-09セリエA381271941514315位ベスト16
2009-10セリエA3810151344454513位ベスト8
2010-11セリエA3812101640524613位ベスト16
2011-12セリエA3811151247524811位4回戦敗退
2012-13セリエA381511125046568位ベスト8
2013-14セリエA38882234663218位ベスト16
2014-15セリエB4212131759604915→22位[11]3回戦敗退
2015-16レガプロ・ジローネC3412139373449→3913位3回戦敗退
2016-17レガプロ・ジローネC38141212403654→4711位?
2017-18セリエC・ジローネC3621786531702位?
2018-19セリエC・ジローネC3619894829654位4回戦敗退
2019-20セリエC・ジローネC30[12]1389393847→456位2回戦敗退
2020-21セリエC・ジローネC3617109503861→596位1回戦敗退
2021-22セリエC・ジローネC/[13]///////
2022-23セリエD・ジローネI