この項目では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアルバムについて説明しています。アメリカのテレビドラマについては「カリフォルニケーション」をご覧ください。
『カリフォルニケイション』
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ の スタジオ・アルバム
リリース1999年6月8日
録音1998年9月?1999年2月
ジャンルオルタナティヴ・ロック[1]
ラップ・ロック[1]
時間56分17秒
レーベルワーナー・ブラザース・レコード
プロデュースリック・ルービン
専門評論家によるレビュー
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チャート最高順位
1位(イタリア、オーストラリア、スウェーデン、ニュージーランド、ノルウェー、フィンランド)
2位(全英アルバムチャート/イギリス、オーストリア、オランダ、カナダ、スイス、ドイツ、フランス、ポルトガル)
3位(Billboard 200/アメリカ)
4位(アイルランド)
6位(ブラジル、ベルギー)
7位(日本、スペイン)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ アルバム 年表
ワン・ホット・ミニット
(1995年)カリフォルニケイション
(1999年)バイ・ザ・ウェイ
(2002年)
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カリフォルニケイション(Californication) は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの7枚目のスタジオ・アルバム。 タイトルの由来は、彼らの昔からの活動拠点であり、資本主義の象徴であるハリウッド映画産業を抱える "California" と「姦淫する」という意味を含む "fornicate" を合わせた造語であり、一種のレベリズム的なタイトルになっている。薬物中毒から立ち直ったジョン・フルシアンテがバンドに復帰して制作された、彼らの起死回生作と言えるアルバムで、これまでの派手でハードなサウンドから一転、メロディアスで優しい雰囲気のサウンドとなった。シングルカットされた「スカー・ティッシュ - Scar tissue」で二度目のグラミー賞を獲得、アルバム自体も自身最大のセールスを記録した。また同年、30周年となるウッドストック 1999に最終日のトリとして出演する。 このアルバムから、日本版ライナノーツを有島博志が担当している。 『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、286位にランクイン[2]。 全曲 作詞作曲:アンソニー・キーディス、フリー、ジョン・フルシアンテ、チャド・スミス
概要
収録曲
アラウンド・ザ・ワールド - Around the World - 3:58シングルカット曲(ビルボード最高7位)。映画『BECK』オープニングテーマ。他と異なる最後のサビは、フリーの娘の発案によるもの。
パラレル・ユニバース - Parallel Universe - 4:30シングルになっていないアルバム曲では唯一ベストアルバムにも収録された曲。
スカー・ティッシュ - Scar Tissue - 3:37グラミー賞獲得のシングルカット曲。
アザーサイド - Otherside - 4:15シングルカット曲。反復ビートを基調としたバラード。
ゲット・オン・トップ - Get on Top - 3:18
カリフォルニケイション - Californication - 5:21タイトル曲。シングルカット。歌詞中に故・カート・コバーンについて歌ったものが含まれており、オルタナティブ・ロックの結末とカリフォルニア州への様々な感情を歌った曲と言える。
イージリー - Easily - 3:51
ポースリン - Porcelain - 2:43
イミット・レマス - Emit Remmus - 4:00
アイ・ライク・ダート - I Like Dirt - 2:37
ディス・ベルベット・グローブ - This Velvet Glove - 3:45フリー曰く「ロード・トリッピン」とシングルカットを迷った曲。