カラダン川
[Wikipedia|▼Menu]

カラダン川

平均流量3,468 m3/s (122,500 cu ft/s) m³/s
水源ジングムー山(英語版)西斜面
ミャンマー チン州
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯22度49分28秒 東経93度31分57秒 / 北緯22.82444度 東経93.53250度 / 22.82444; 93.53250
水源の標高2,564 m (8,412 ft) m
河口・合流先シットウェベンガル湾
北緯20度06分00秒 東経92度54分09秒 / 北緯20.10000度 東経92.90250度 / 20.10000; 92.90250座標: 北緯20度06分00秒 東経92度54分09秒 / 北緯20.10000度 東経92.90250度 / 20.10000; 92.90250
0 m (0 ft)
流域 ミャンマー
チン州ラカイン州
インド ミゾラム州
テンプレートを表示

カラダン川(カラダンがわ、ビルマ語: ????????????, 発音 [k?lada? mj??]、英語: Kaladan River)、別名キサプナディ (Kysapnadi)、ベイノ川 (Beino)、バウィヌ川 (Bawinu)、コロディネ川 (Kolodyne) は、インドミゾラム州東部と、ミャンマー西部のチン州ラカイン州の間を流れる河川[1]。カラダン川は、インドではチムトゥイプイ川 (Chhimtuipui River) と呼ばれる[2]。支流のティオ川(英語版)と合流する北緯22度47分10秒から、北緯22度11分06秒までの区間は、インドとミャンマーの国境を成している[1]
歴史

1904年当時、カラダン川は、ベンガル湾に面したミャンマー西部の港湾都市であるシットウェから、インド東部のミゾラム州に入る経路になっていた。カラダン川はミゾラム州最大の河川であり、州の南東部を流れている[3]
地理

この川は、チン州中央部、北緯22度49分28秒、東経93度31分57秒に発し、最上流部ではティミット川 (Timit) と呼ばれるが、南流してさほど行かないうちにチャル川 (Chal) と合流し、そこからはボイヌ川 (Boinu) となる。なおも南流し、北緯22度08分40秒、東経93度34分30秒付近でトウェ川 (Twe) と合流すると向きを変えて西へ流れる。さらに西に進んで北緯22度05分20秒、東経93度14分12秒付近に至り、北西に向きを変える。北緯22度11分06秒、東経93度09分29秒付近、パビパ山 (Mount Phabipa) の麓で北に流れを転じ、インドとミャンマーの国境となる。北緯22度47分09秒、東経93度05分47秒付近まで北流し、そこから国境はそのまま北へティオ川沿いに北へ伸びていくが、このあたりでボイヌ川という名になっているこの川は、北西に流れてミゾラム州に入り、カラダン川と呼ばれるようになる。

北緯22度58分21秒、東経92度58分55秒付近で最も北寄りの地点に達し、そこから南西に向きを変え、右岸側からトゥイチョン川 (Tuichong) が合流してから南流する[4]。北緯22度43分39秒、東経92度54分46秒付近で右岸側からマット川 (Mat) が合流する。さらに南流し、右岸側からカウルティンデン川 (Kawrthingdeng) が合流する。その後、ケンカール (Khenkhar) の北西、北緯22度03分40秒、東経92度51分05秒付近のライタウの渡し (Raithaw Ferry) で再びチン州に入る[4]。北緯21度06分56秒、東経92度57分42秒付近で左岸側からミ川 (Mi) が合流する[5]。ンガメ(英語版)から、この川はミャンマーのラカイン州に入り、そのまま南流してシットウェベンガル湾に注ぐ。
カラダン川複合輸送計画

インド政府は、インド東北部とミャンマーの物資輸送環境を改善するために「カラダン川複合輸送計画」を進めており、コルカタシットウェを海路、そこからカラダン川を経由してチン州パレッワ(英語版)へ至り、そこから陸路で高速道路によってミゾラム州に至るというルートの整備を進めている[6]。しかし、ミャンマー側の地域内において、国軍と反政府勢力アラカン軍(英語版)との戦闘が激化し、工事関係者の安全を守るために工事の進捗は大きく遅れている[7]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef