カメヤマ株式会社
Kameyama Co.,Ltd
種類株式会社
市場情報非上場
略称カメヤマ
カメヤマローソク
本社所在地 日本
〒531-0076
大阪府大阪市北区大淀中2丁目9番11号
設立1946年(昭和21年)
(亀山蝋燭株式会社)
業種その他製品
法人番号1120001032418
カメヤマ株式会社(Kameyama Co.,Ltd)は、大阪府大阪市北区大淀中に本社を置く、蝋燭、線香などの冠婚葬祭器具を中心に扱うメーカー。亀山ローソク、カメヤマローソクの名で知られる。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} スパイラルキャンドル
概要
2021年現在、年間約6,000トン、約3,500種類のローソク・キャンドルを製造・販売しているほか、子会社製の線香や、生活雑貨、文具、ジェルジュム、LEDキャンドルなどを直営店キャンドルハウスで販売している。
社是
「惜しいくらいはハネましょう」 ? 品質を最重視しており、合格点に達していない製品は出荷しない
コーポレート・メッセージ
「ずっと、一緒に、生きていく。」
沿革
創業
(ひょうさぶろう)が、「引退後も神に仕える仕事がしたい」と三重県亀山市にて蝋燭の製造をおこなう「谷川蝋燭製造所」を創業。
スパイラルキャンドルの発明
1937(昭和12)年に家内手工業から機械を導入するとともに次男の谷川正士が入社、1938(昭和13年)に西洋の美術ローソクを参考にスパイラルキャンドルを日本で最初に発明し、諸外国に輸出。スウェーデンのキャンドルコンテストで入賞を果たした。
しかし、太平洋戦争による輸出停止や1941(昭和16)年に芯ガスから失火して工場を全焼するなど、苦難を極めた。戦後、1946年(昭和46年)に当社を法人組織に改組し、亀山蝋燭株式会社とし、品質にこだわりを持つ谷川正士が2代目社長に就任。
戦後の全国展開
1953年(昭和28年)、占領軍より20万本の競争入札の応需に成功。それを機に全国展開を開始。1963年(昭和38年)年に、日本石油と「カメヤマ100番」を共同開発。品質向上に努めた。
キャンドルの普及
創業50周年を機に1977年(昭和52年)に亀山ローソク株式会社に社名変更。翌1978年(昭和53)年、谷川正士が死去し、谷川誠士が3代目社長に就任。
1983年(昭和58年)にはカメヤマローソク株式会社へと社名を変更。キャンドルの普及のため、1985年(昭和60年)に東京・銀座にキャンドルショップ「C&LE」を開店。
1993年(平成5年)に関連会社を合併したのを機に、社名を現在のカメヤマ株式会社に改め、1995年(平成7年)にはキャンドルを中心とした生活雑貨を扱うキャンドルハウス事業部を発足、2000年(平成12年)には、東京・南青山に、キャンドルハウス事業本部を開設。
大阪移転とM&A
2001年(平成13年)に、大阪へ本社を移転させ、創業地亀山に「亀山本社工場」を設立。2003年(平成15)年にはパラフィン原料から液化天然ガス原料の新ローソク「灯しび」を開発。2019年(令和元年)5月には、線香業界大手の孔官堂など3社を完全子会社化し、製造、販売を譲受している。 1959年(昭和34年)、欧米の結婚式を参考に当時の営業課長がキャンドルサービスを考案、自身の結婚式で実践した。その後、一般に普及させた。 2002年(平成14年)には、パーティースタイルウエディングを提案した。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
受賞歴
2015年、「好物キャンドル」がグッドデザイン賞を受賞[2]
2018年、亀山市に文化保存継承資金1,000万円を寄付したことにより、国から紺綬褒章が授与された[3]
ウェディングにおけるカメヤマ
キャンドルサービス
パーティースタイル
キャンドルリレー
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出典検索?: "カメヤマ"
1990年代初頭にカジュアルなスタイルの結婚披露宴で登場した。ただし現在のキャンドルリレーとスタイルは異なり、最初の入場時とお色直しの再入場時に入口から新郎新婦の席まで列を作り、リレー形式によって灯すほか様々なスタイルがあった。その時点でキャンドルリレーがまだ定着しなかったのは、キャンドルの灯火をリレーをする意味合いが薄く、一方で点火するキャンドルがスパイラルやテーパーなど流蝋を伴うリスクがあったことが要因@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}と推測される[独自研究?]。カメヤマは5年の歳月をかけて2002年に独自の「キャンドルリレー」を提唱し、手に持って安全な透過型のリレー専用のキャンドルを開発した。
2007年からは、自在にカラーリングが可能なリキッドキャンドルを用いたスタイルを発表した。 神社仏閣葬儀供養用(神仏用)とウェディング・祝事・アロマ用に大別される。 ビールやお寿司など生前故人が好きだった物をキャンドル化。50万個を売り上げるヒット商品となったほか、2015年にはグッドデザイン賞にも選ばれた[4]。また、好物線香も開発した。 さらには、異業他社とコラボレーションして「故人の好物シリーズ」を展開。日々親しまれている食品そっくりのパッケージによる、ろうそく・線香などを企画・販売している。 ※は三重県及び東海地方(愛知県・岐阜県)に本社を置く企業とのコラボ商品。
主要な製品
神仏用
「徳用豆ダルマ」 ? 家庭仏壇用。最多売上商品
「クリ・オ」 ? 植物油原料の新ローソク
「灯しび」 ? 液化天然ガスを原料として二酸化炭素排出量の少ない新ローソク
故人の好物シリーズ
コラボレーションの例
食品・菓子
カクダイ製菓「クッピーラムネ」線香※
サクマ製菓「サクマドロップス」線香
サクマ製菓「いちごみるく」線香
セイカ食品「ボンタンアメ」線香
日清食品「カップヌードル」キャンドル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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