この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はセラ、第二姓(母方の姓)はトルロックです。
カミーロ・ホセ・セラ
Camilo Jose Cela
誕生 (1916-05-11) 1916年5月11日
スペイン王国、ガリシア州
死没2002年1月17日(2002-01-17)(85歳)
スペイン、マドリード
職業作家
国籍 スペイン
ジャンル小説
主な受賞歴アストゥリアス皇太子賞(1987)
ノーベル文学賞(1989)
プラネータ賞(1994)
セルバンテス賞(1995)
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1989年
受賞部門:ノーベル文学賞
受賞理由:人間の脆弱性の挑戦的なビジョンを形成する、自制的な憐憫を含んだ、豊穣で徹底した散文に対して。
カミーロ・ホセ・セラ・トルロック(Camilo Jose Cela Trulock, 1916年5月11日 - 2002年1月17日)は、スペイン・ガリシア地方のア・コルーニャ県パドロン出身の著作家。カミロ、セーラの表記もある。ノーベル文学賞受賞者。 父は地方新聞社を経営し、税関の役人でもあったスペイン人で、母はアイルランド人。 マドリード大学で、医学、法学、哲学を学ぶ。フランシスコ・フランコ独裁政権時代には、発禁処分を受けた若い作家たちに発表の場を与えた。
目次
1 略歴
2 著作
3 関連項目
4 外部リンク
略歴
1942年、初の小説「パスクアル・ドゥアルテの家族」を発表するも発禁処分となる。
1957年、スペイン王立アカデミーの会員となる。
1977年、上院議員に任命され、新憲法の起草を担当する。
1984年、「二人の死者のためのマズルカ」でスペイン国民文学賞を受賞。
1989年、「パスクアル・ドゥアルテの家族」「二人の死者のためのマズルカ」でノーベル文学賞を受賞。
1996年、セルバンテス賞を受賞。長年にわたる文学活動に対する功績によって国王よりイリア・フラビア侯爵位(Marquesado de Iria Flavia
1999年、関西外国語大学より名誉博士号を授与される。
著作
「蜂の巣」会田由,野々山真輝帆訳 白水社 1989.11.
「パスクアル・ドゥアルテの家族」有本紀明訳 講談社 1989.12.
「ラ・アルカリアへの旅」有本紀明訳 講談社 1991.6.
「ラサリーリョ・デ・トルメスの新しい遍歴」有本紀明訳 講談社 1992.8.
「ピレネー紀行」日比野和幸,野々山真輝帆 監訳 彩流社 1993.11.
「サッカーと11の寓話」野谷文昭,星野智幸訳 朝日新聞社 1997.5.
「二人の死者のためのマズルカ」有本紀明訳 講談社 1998.2.
「アンダルシア紀行」日比野和幸,野々山真輝帆監訳 彩流社 1999.12.
「遠足」大久保光夫訳(『世界短編名作選スペイン編』新日本出版社,1978 に収録)
「お祭り」(La romeria、『世界短篇文学全集〔9〕南欧文学近代』集英社に収録)
関連項目
堀越千秋
外部リンク
⇒BBC obituary
⇒Biography of Camilo Jose Cela
カミーロ・ホセ・セラ
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