カマラ・ハリス
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アメリカ合衆国政治家カマラ・ハリスKamala Harris
2021年3月5日
生年月日 (1964-10-20) 1964年10月20日(59歳)
出生地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州オークランド
出身校ハワード大学
カリフォルニア大学ヘイスティングス・ロー・スクール
前職サンフランシスコ地方検事
所属政党 民主党
称号教養学士
(ハワード大学・1986年)
法務博士・専門職
(カリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院・1989年)
配偶者ダグ・エムホフ(2014年から)
サイン
公式サイト公式サイト
アメリカ合衆国
第49代副大統領
在任期間2021年1月20日 - 現職
大統領ジョー・バイデン
アメリカ合衆国
上院議員
選挙区 カリフォルニア州
当選回数1回
在任期間2017年1月3日 - 2021年1月18日
 カリフォルニア州
第32代司法長官(英語版)
当選回数2回
在任期間2011年1月3日 - 2017年1月3日
州知事ジェリー・ブラウン
サンフランシスコ市郡
第27代地方検事(英語版)
当選回数2回
在任期間2004年1月8日 - 2011年1月3日
市長ギャビン・ニューサム
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カマラ・デヴィ・ハリス(英語: Kamala Devi Harris、[?k??m?l?] KAH-m?-l?[1][2]1964年10月20日 - )は、アメリカ合衆国政治家法律家。同国第49代副大統領(在任: 2021年1月20日 - 現職)。サンフランシスコ市郡地方検事、カリフォルニア州司法長官(英語版)、カリフォルニア州選出連邦上院議員を歴任した。アフリカ系(ジャマイカ系)アメリカ人女性としては2人目、南アジア系(インド系)アメリカ人としては初の連邦上院議員である[3]。2021年1月20日に女性・アフリカ系(黒人)インド系アメリカ人初の副大統領に就任した。

1964年10月20日カリフォルニア州オークランドにてジャマイカ出身の経済学者であるドナルド・ハリスとインド出身の内分泌学研究者であるシャマラ・ゴパラン=ハリスの間の娘として誕生した[4]。7歳の時に父母が離婚し母に育てられた[4]。なお父はアフリカ系(黒人)で母はインド系である[5]

ハワード大学カリフォルニア大学ヘイスティングス・ロー・スクールを卒業した[4]アラメダ郡の地方検事局でキャリアをスタートさせ、サンフランシスコ地方検事局後にサンフランシスコ市検事局に採用された。2004年に第27代サンフランシスコ地方検事(英語版)に選出され、2011年まで務めた[4]。 2010年にカリフォルニア州司法長官(英語版)に当選したハリスは、2014年に僅差で再選された。同年にユダヤ白人弁護士であるダグ・エムホフと結婚した[4]

州司法長官を2期務めている間に民主党内で新進気鋭の若手として話題となり[4]2016年上院議員選挙でロレッタ・サンチェス(英語版)を破り、現職のバーバラ・ボクサー(英語版)上院議員の後任として、カリフォルニア州で3人目の女性上院議員となった。黒人女性が上院議員になるのは彼女で2人目であった[4]。 上院議員としてハリスは単一医療保険制度大麻連邦政府による合法化・不法移民のための市民権への道・DREAM法・暴行武器の禁止・累進課税制度を支持してきた。また公聴会における検察官らしい質問の仕方も民主党左派から好評を博した。特に連邦最高裁判事に指名されたブレット・カバノーの承認公聴会での厳しい尋問ぶりや、ロシア疑惑捜査報告書についてウィリアム・バー司法長官を追及したのが話題になった[4]

2019年1月に2020年アメリカ合衆国大統領選挙の民主党の大統領候補を選出する予備選挙に立候補し、2019年12月3日に予備選挙戦から撤退するまでの間、一時的にフロントランナーとなったこともあった[6]。その後、2020年8月11日に民主党のジョー・バイデンの副大統領候補に選出された。主要政党の副大統領候補としては初のアフリカ系(黒人)アジア系アメリカ人であり[7]ジェラルディン・フェラーロサラ・ペイリンに次ぐ3番目の女性副大統領候補となった[8][9]2020年11月3日に実施された2020年アメリカ合衆国大統領選挙に民主党の大統領候補であるジョー・バイデンの副大統領候補として出馬して当選を果たした[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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