カブトガニ目
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カブトガニ類
生息年代: 445?0 Ma
Pre??OSDCPTJKPgNオルドビス紀(ヒルナント期)? 現世
様々なカブトガニ類[注釈 1]
地質時代
オルドビス紀(ヒルナント期) - 現世
分類

:動物界 Animalia
:節足動物門 Arthropoda
亜門:鋏角亜門 Chelicerata
階級なし:真鋏角類 Euchelicerata
:節口綱 Merostomata
Woodward, 1866
:カブトガニ目(剣尾目)Xiphosura
Latreille, 1802

学名
Xiphosura
Latreille, 1802
シノニム
Merostomata
Dana, 1852
和名
カブトガニ
カブトガニ類
剣尾類
英名
Horseshoe crab
King crab
Xiphosuran
亜目


カブトガニ亜目 Xiphosurida

(和訳なし)"Synziphosurida"

カブトガニ類、または剣尾類(Xiphosuran、horseshoe crab)は、鋏角亜門のカブトガニ目(剣尾目、Xiphosura)に属する節足動物の総称である。一般にカブトガニ(兜蟹、?)と総称されるが、この呼称は本群の1種 Tachypleus tridentatus を指す和名でもある。鋏角類に分類されており、すなわち名前に反してカニなどの甲殻類ではない。

現生のカブトガニ類は4種のみ知られるが、化石種まで範囲を広げると80種以上をも含んだ大きなグループである[1]。既知最古のカブトガニ類は、およそ4億4500万年前のオルドビス紀まで遡る[2]。現生のカブトガニ類はいくつかの化石種に似通った姿を持ち、いわゆる「生きている化石」の代表的な生物として知られている。

なお、カブトガニ類と大まかな姿が似通った生きている化石として知られ、しばしばカブトガニ類と混同されるカブトエビは甲殻類であり、鋏角類であるカブトガニ類とは別物である。目次

1 名称

2 形態

2.1 前体

2.2 後体

2.3 内部構造


3 生態

4 現存種

5 分類

5.1 分類史

5.2 系統関係

5.3 下位分類


6 脚注

6.1 注釈

6.2 出典


7 関連項目

名称

学名「Xiphosura」はのような尾節に由来し、ギリシャ語の「Xiphos」()と「uros」()の合成である[3]

カブトガニ類は鋏角類であり、甲殻類のカニではない。


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