カブトガニ類
生息年代: 445?0 Ma Pre??OSDCPTJKPgNオルドビス紀(ヒルナント期)? 現世
様々なカブトガニ類[注釈 1]
地質時代
オルドビス紀(ヒルナント期) - 現世
分類
カブトガニ類、または剣尾類(Xiphosuran、horseshoe crab)は、鋏角亜門のカブトガニ目(剣尾目、Xiphosura)に属する節足動物の総称である。一般にカブトガニ(兜蟹、?)と総称されるが、この呼称は本群の1種 Tachypleus tridentatus を指す和名でもある。鋏角類に分類されており、すなわち名前に反してカニなどの甲殻類ではない。
現生のカブトガニ類は4種のみ知られるが、化石種まで範囲を広げると80種以上をも含んだ大きなグループである[1]。既知最古のカブトガニ類は、およそ4億4500万年前のオルドビス紀まで遡る[2]。現生のカブトガニ類はいくつかの化石種に似通った姿を持ち、いわゆる「生きている化石」の代表的な生物として知られている。
なお、カブトガニ類と大まかな姿が似通った生きている化石として知られ、しばしばカブトガニ類と混同されるカブトエビは甲殻類であり、鋏角類であるカブトガニ類とは別物である。目次 学名「Xiphosura」は剣のような尾節に由来し、ギリシャ語の「Xiphos」(剣)と「uros」(尾)の合成である[3]。
1 名称
2 形態
2.1 前体
2.2 後体
2.3 内部構造
3 生態
4 現存種
5 分類
5.1 分類史
5.2 系統関係
5.3 下位分類
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 関連項目
名称