カナディアン・ベースボール・リーグ
競技プロ野球
開始年2003年
参加チーム8
国 カナダ
最終年2003年
カナディアン・ベースボール・リーグ(Canadian Baseball League)は、2003年に発足し、カナダで初めてのプロ野球リーグとなった独立リーグ。
期待とは裏腹にリーグは同年7月限りで打ち切られている(後述)。 隣国アメリカのメジャーリーグに所属するチームはあるものの、カナダには野球のトップリーグはなく、多くのファンの「カナダにも野球リーグを」という声に後押しされる形で、2003年に結成された。 コミッショナーはメジャーリーグで活躍し、カナダ野球殿堂入りを果たしたファーガソン・ジェンキンスが務めた。 東西の2地区に4球団ずつが所属した。 2003年5月21日に開幕したCBLだったが、オールスターの行われた7月23日で打ち切り、リーグは2ヶ月足らずで解散する事態となった。 観客動員数に苦しんだのがその理由で、特にトロアリヴィエールやナイアガラのフランチャイズは1試合平均200人を切る惨憺たる状況だったことに加えて、8つのチームうち最大の都市であるモントリオールで球場を確保できず、ロードチームとして戦うことを余儀なくされたのが観客数に苦しむ原因となった。 チーム成績は2003年の成績。 地区チーム英名成績本拠地
概説
シーズン途中での打ち切り
試合システム
1チームに必ず5人以上カナダ人がいることが条件。
5?9月の毎週木?日曜日に試合を開催し、オールスター戦を挟んだ前半戦・後半戦を戦い、年間チャンピオンを争う。
加盟チーム
西地区カルガリー・アウトローズ
サスカトゥーン・レジェンズ
2002年10月に行われたトライアウトに合格し、CBLのチームでプレイした日本人も数多くいる。
投手
柴田一郎(ロンドン・モナークス、リーグ打ち切り時で10セーブポイント)
部坂俊之(ヴィクトリア・キャピタルズ)[1]
真木将樹(カウガリー・アウトローズ、リーグ打ち切り時で4勝)
島内博史(トロワリヴィエール・セインツ)
内野手
奥田大(ケロウナ・ヒート)
佐々木慎一(ロンドン・モナークス)
三好貴士(ロンドン・モナークス)
外野手
根鈴雄次(ロンドン・モナークス、リーグ打ち切り時で打率.397でリーグ3位)
清水広貴(サスカトゥーン・レジェンズ)
脚注[脚注の使い方]^ “【楽天好き】阪神、台湾、カナダ、そして楽天。部坂打撃投手の投げ続ける日々”