カナダ議会
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "カナダ議会" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2023年8月)

カナダ議会
Parliament of Canada
Parlement du Canada
第44回議会

種類
種類両院制
議院元老院
庶民院
役職
元首チャールズ3世
2022年9月8日より現職
総督メアリー・サイモン
2021年7月26日より現職
元老院議長レモンド・ガーニェ(自由党)、
2023年5月12日より現職
庶民院議長アンソニー・ロタ(自由党)、
2019年12月5日より現職
構成
定数443
105 元老院
338 庶民院

元老院院内勢力.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}  無所属元老院議員グループ (39)   保守党 (15)   進歩元老院グループ (14)   カナダ元老院議員グループ(11)   無所属 (14)   欠員 (12)

庶民院院内勢力国王陛下の政府  自由党(159) 国王陛下の野党  保守党 (119) その他の野党  ブロック・ケベコワ (32)   新民主党 (25)   緑の党 (2)   無所属 (1)   欠員 (0)
選挙
元老院選挙制度総督(首相の助言に基づく)による任命
庶民院選挙制度単純小選挙区制
前回庶民院選挙2021年9月20日
議事堂

カナダ
オンタリオ州オタワ市パーラメントヒル(en)センター・ブロック
ウェブサイト
Parliament of Canada

カナダ議会(カナダぎかい、英語: Parliament of Canada、フランス語: Parlement du Canada)は、カナダ立法府。元老院と庶民院から構成される二院制議会である。議事堂はセンター・ブロックと呼ばれる。
概要

英領北アメリカ法第17条によれば、議会は、国王(英:Sovereign、仏:Couronne)、上院(英:Senate、仏:Senat、元老院)、下院(House of Commons、Chambre des communes、庶民院)の三者から構成されるとされている。国王は通常カナダ総督がこれを代理し、首相の推薦により上院議員105名の任命を行う。一方、下院議員338名は小選挙区制投票によって選出される。上院が下院の議決に反対することは稀であり、また国王やカナダ総督の果す役割は純粋に儀式的なものにとどまることから、カナダ議会において下院は他の二者よりも優位にある。内閣を維持するためには下院で過半数の信任が必要だが、上院の信任は不要である。
歴史
英領カナダの議会

1754年から1763年にかけて行われたフレンチ・インディアン戦争の結果、イギリスフランスからカナダ(当時はケベック植民地)の支配権を奪取すると、カナダは1763年国王宣言(Royal Proclamation of 1763)の下に統治されることとなった。1774年にケベック法(Quebec Act)が制定されると国王宣言は失効し、立法権はイギリス国王の任命する地方長官(Governor)及び評議会(Council)に与えられた。1791年にケベックは、アッパー・カナダ(後のオンタリオ州)とロウアー・カナダ(後のケベック州)に分割され、それぞれが直接任命の議会(Legislative Assembly)と立法評議会(Legislative Council)を持つこととなった。

1841年にイギリス議会がアッパー・カナダとロウアー・カナダを統合して、カナダと呼ばれる新植民地を成立させた。それに伴って、選挙で議員が選ばれる議会と任命制の立法評議会から成る単一の立法府が創設された。立法議会の議席は、統合前のロウワー・カナダの方が人口は多かったにもかかわらず、かつてのアッパー、ロウワー両カナダに等しく割り当てられた。当時のイギリス議会は、国王の任命するカナダ総督を通じて、カナダ植民地における諸事に少なからぬ影響力を行使していた。しかし1848年にカナダ植民地が自前の責任政府(responsible government)を持つに至ると、イギリス本国の影響力は低下した。オタワ川から議事堂を望む

1843年にカナダ議会はオンタリオ州キングストンからモントリオールに移転されたが、1849年に議会は火災により消失した。この火災は、フランス系カナダ人住民とイングランド系カナダ人の住民との間で高まった緊張や経済的不況が折り重なったことから、トーリー党(保守派)に扇動された暴動によって引き起こされた。その後数年間、議会はトロントケベック・シティの間を転々とするが、1857年になって最終的にオタワに腰を落ち着けることになった。
自治領カナダの議会

しかし、現代のカナダ議会の姿は1867年になって初めて現れることになる。この年、イギリス議会は英領北アメリカ法を成立させ、カナダ(ケベックオンタリオ)、ノバスコシアニューブランズウィックの各植民地を一つに統合し、ここに自治領カナダ(Dominion of Canada)が誕生することになった。そして新たな立法府が、国王(総督が代理)、上院、下院から構成されることとなった。

この当時カナダの政体を決定する上で重要な影響を及ぼしたとされるのが、ちょうど1865年に終わったばかりの南北戦争であり、カナダ人の多くは隣国のアメリカ合衆国における連邦制の欠点を指摘している。すなわち、南北戦争の起こった要因の一つに、相対的に州の権限が強すぎ連邦政府のそれが弱かったことが挙げられることから、アメリカ型の連邦制度が忌避されたとされている。英領北アメリカ法の下では、州(province)の権限に制限が加えられており、明示的に州の権限とされていない事項については、連邦政府の所管とする旨が規定されている。

また、同法はいくつかの制約を除けば、連邦議会に大きな権限を付与している。制約の中で注目に値するのは、イギリス議会は依然としてカナダ議会に優越する地位を保っていたこと、カナダ法はイギリス法の効力を排除できないことであり、さらにはイギリスは引き続き大英帝国全ての外交政策を決定することとされていた。

1931年にイギリス議会でウェストミンスター憲章が採択されるとカナダの自治権は大きく拡大することとなった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:54 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef