カトヴィツェ空港
Port Lotniczy Katowice
Katowice Airport
方向 長さ (m) 表面
09/27 3,200m コンクリート
統計(2019年)
旅客数6,021,967人 +31.39%[1]
貨物取扱量18,547トン +4.2%[2]
発着回数47,120回 +18%[1]
ソース:航空路誌および欧州航空航法安全機構[3]
民間航空局の統計[4]
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
カトヴィツェ空港(カトヴィツェくうこう、英語: Katowice Airport、ポーランド語: Port Lotniczy Katowice)はポーランド共和国シロンスク県カトヴィツェに位置する国際空港である。ポーランドの空港では4番目に旅客数が多く、貨物取扱量では2番目に多い空港となる。 現在のカトヴィツェ空港の土地は当初ドイツ軍兵士によって使用されていた。1940年、ドイツ空軍はピジョビツェ周辺の牧草地に空軍基地の建設を開始した。ドイツは長さ1,000 - 1,500mの3つの滑走路を建設した。空軍基地はドイツ帝国内から東部戦線の部隊へ物資を輸送する軍用機を扱っていた。 第二次世界大戦の終盤にはメッサーシュミット Me163のテスト飛行が行われた。1941年に第一次世界大戦のエース・パイロットであったエルンスト・ウーデットが自殺により亡くなった後、この空軍基地は"ウーデットフェルド" (Udetfeld) と名付けられた。 1945年から1951年まではソ連空軍が空軍基地を使用していた。1950年代初頭にソ連は空軍基地をポーランド空軍に引き渡した。 1964年に新しい滑走路が建設され、1966年10月6日に最初の民間航空便であるワルシャワ行きのLOTポーランド航空の航空機が離陸した。1969年の終わりまでに、誘導路とエプロンを備えた小さな旅客ターミナル (550m2) が建設された。 この滑走路は2015年5月に完成した新しい滑走路 (3,200m) に置き換えられた。 1991年、空港運営会社アッパー・シレジア・アビエーション・グループ (英:Upper Silesian Aviation Group、波:Gorno?l?skie Towarzystwo Lotnicze (GTL)) が設立された。1993年3月27日、ルフトハンザドイツ航空の航空機がフランクフルト空港へ向かい最初の国際便となった。 新しい旅客ターミナルであるBターミナルが2007年に供用を開始し、2015年には到着専用のCターミナルが供用を開始した。 将来的には新しい旅客ターミナルの建設、最近建設された貨物ターミナルのさらなる拡張、新しい空港連絡鉄道の建設が計画されている[5]。 2018年10月3日、空港は1年の空港利用者数が400万人を突破したことを祝った[6]。 空港には、3つの旅客ターミナル(出発ターミナルA・B、到着ターミナルC)と貨物ターミナルがある。ターミナルは年間約360万人の乗客を処理することができる[7]。Aターミナルはシェンゲン圏(シェンゲン協定適用範囲)外へ向かう国際線を処理しており、Bターミナルはシェンゲン圏内へ向かう国際線を処理している。Cターミナルはシェンゲン圏内外全ての国からやってくる国際線を処理している。ポーランドで最も長い空港の展望デッキはBターミナルにある。
歴史
初期史
1990年代以降
設備スポッティング・プラットホームからターミナルを望む夜間のターミナルAとB
ターミナル
Size:164 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef