Catriona Le May Doan
2010年5月(カルガリー)
基本情報
国籍 カナダ
誕生日 (1970-12-23) 1970年12月23日(53歳)
出身地 カナダ・サスカトゥーン
身長170cm
体重70kg
公式サイト ⇒Catriona Le May Doan, O.C.
獲得メダル
女子スピードスケート
オリンピック
金1998 長野500m
金2002 ソルトレイクシティ500m
銅1998 長野1000m
世界距離別選手権
金1998 カルガリー500m
金1999 ヘーレンフェーン500m
金2001 ソルトレイクシティ500m
銀1998 カルガリー1000m
銅1999 ヘーレンフェーン1000m
銅2000 長野500m
銅2001 ソルトレイクシティ1000m
世界スプリント選手権
金1998 ベルリン総合
金2002 ハーマル総合
銀1999 カルガリー総合
銅2001 インツェル総合
カトリオナ・ルメイ・ドーン(Catriona Le May Doan、1970年12月23日 - )は、カナダのスピードスケート選手。500mで37秒台を世界で初めて記録し、オリンピック連覇も果たした名選手である。 1995/96シーズンにワールドカップの500mで総合3位に入った[1]。長野オリンピックシーズンの1997/98シーズンに500m・1000mの2種目でワールドカップ総合優勝に輝き[1]、オリンピックではその2種目でメダルを獲得。以後トップレベルのスプリンターとして活躍した。 1997年11月には女子選手として初めて500mで37秒台を記録し、以後この種目の世界記録を5回連続で塗り替えた[2]1000mやスプリント複合の世界記録も更新している[3][4]。 オリンピックには長野大会も含め四度出場。アルベールビル・リレハンメル両大会合わせての最高成績は14位であった。開会式で旗手を務めたソルトレイクシティ大会では500mで2大会連続の優勝を果たし、オリンピックの個人種目で連覇を果たした初めてのカナダ人となった[5]。この年、カナダの年間最優秀スポーツ選手に与えられるルー・マーシュ賞を受賞。2003年に現役を退いた。ワールドカップでは通算34勝、総合優勝5回[1]。カナダスポーツ殿堂・カナダオリンピック委員会殿堂に殿堂入りしており、カナダ勲章(オフィサー)も与えられている[5]。 現在は夫と2人の子とともにカルガリーで暮らし、主にオリンピック開催時のキャスターとして活躍している。2010年バンクーバーオリンピックやロンドンオリンピックではCVTのキャスターを務めた。今後もCVTでの仕事を続けるつもりだという。バンクーバーオリンピックには組織委員会のメンバーとしても関わっている[5]。さらにこの大会では、開会式で聖火の点火者の一人としても登場した。聖火台のトラブルによって点火できなかったため、彼女はトーチを掲げてその場を凌ぎ、閉会式で改めて点火を行った。 また社会運動にも携わり、医療やスポーツに関係した複数の団体のスポークスマンである[5]。彼女の社会的な提言や活動は公式サイトでも見ることができる[6]。 種目記録日時場所
選手としての経歴
引退後バンクーバーオリンピック開会式でのルメイ・ドーン
自己記録
500m37秒222001年12月9日 カルガリー
1000m1分14秒502001年3月10日 ソルトレイクシティ
1500m1分57秒502001年3月16日 カルガリー
3000m4分26秒982003年3月21日
5000m8分14秒521993年12月19日
スプリント複合150.085ポイント2001年1月7日
脚注^ a b c ⇒Speed Skating - Biographies - Catriona Le May Doan-ISU
^ ⇒Speed Skating - Records - Historical World Record 500m - Ladies-ISU。
^ ⇒Speed Skating - Records - Historical World Record 1000m - Ladies-ISU
^ ⇒Speed Skating - Records - Historical World Record Sprint Combination - Ladies-ISU
^ a b c d ⇒Bio-公式サイトのバイオグラフィ
^ ⇒Public Speaking公式サイト
外部リンク
Catriona Le May Doan (@Catrionald) - X(旧Twitter)
カトリオナ・ルメイ・ドーン