カティサーク
基本情報
種類スコッチウイスキー
度数40%(オリジナル)
50%(プロヒビジョン)
主原料モルト、グレーン
原産国 スコットランド
製造元ベリーブロス&ラッド社
( イギリス)
販売元アサヒビール( 日本)
詳細情報
テンプレートを表示
カティサーク(英語: Cutty Sark)は、スコットランド産のブレンデッドウイスキー。1923年イギリス・ロンドンのベリーブロス&ラッド社
(英語版)で販売が開始された[1]。名前は、19世紀スコットランドで造られた著名な紅茶運搬船(ティークリッパー)カティサーク号にちなむ[2]。名前を考案したのは、開発陣の一人であるスコットランド人の画家ジェームズ・マクベイ(英語版)であり、当時カティサーク号がテムズ川を訪れていたことから着想を得た[1]。なお、現在のロゴはスウェーデン人の画家Carl Georg August Wallinが描いたものであり、1955年から使われている。
もともとイギリス本国でなく、当時禁酒法時代だった米国へ密輸するために開発された[3]。開発企画を持ち込んだのも、米国の密輸業者ビル・マッコイ(英語版)だった[3]。2013年には、禁酒法解除80年を記念して、黒いボトルの「カティサーク プロヒビション」が販売された[3]。
日本では2011年から2023年3月末までバカルディ・ジャパン(サッポロビール)がブランドを保有していたが、2023年4月1日より輸入販売元がバカルディ・ジャパンからアサヒビールへ変更となった[4]。コンビニやスーパーで広く販売されている[1]。
関連項目
スコッチ・ウイスキーの銘柄一覧
グレンロセス蒸留所
ブナハーブン蒸溜所
外部リンク
⇒公式ウェブサイト(英語)
アサヒビール 。商品情報 。カティサーク(日本語)
アサヒビール 。商品情報 。カティサーク プロヒビジョン(日本語)
脚注^ a b c 土屋守. “【0099夜】帆船カティサーク号とそのウイスキー?そのB”. 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション. 2022年10月26日閲覧。
^ 土屋守. “【0097夜】帆船カティサーク号とそのウイスキー?その@”. 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション. 2022年10月26日閲覧。
^ a b c “【0100夜】帆船カティサーク号とそのウイスキー?そのC”. 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション. 2022年10月26日閲覧。
^ スコッチウイスキー「カティサーク」の日本国内での販売権を取得 4月1日から販売開始 - アサヒビール株式会社 2023年3月30日(2023年4月20日閲覧)。