カッシオペイア(古希: Κασσι?πεια, Kassiopeia, ラテン語: Cassiopeia)、あるいはカッシオペー(古希: Κασσι?πη, Kassiop?, ラテン語: Cassiope)は、ギリシア神話に登場する女性である。日本語ではカシオペイア、カシオペアとも表記される。エティオピア王ケーペウスの妃で、アンドロメダーの母。カッシオペイアとアンドロメダーの物語は広く知られているが、カッシオペイアの夫が誰であるかについては異説も多い。
解説「ウラノメトリア (Uranometria)」(ヨハン・バイエル、1661年版)
カッシオペイアは自分の美しさを鼻にかけ、ネーレーイスたちよりも美しいと自慢した。しかしこの言葉がネーレーイスたちの怒りをかい、ネーレーイスたちは海神ポセイドーンに訴えた。そこでポセイドーンは海の怪物(ケートス)を送ってエティオピアを荒らさせた。このためケーペウスとカッシオペイアは娘を怪物の生贄に供さなければならなかったが、アンドロメダーは英雄ペルセウスによって救い出されたとされる。
ちなみにヒュギーヌスは、カッシオペイアが自慢したのは自分の美しさではなく、アンドロメダーの美しさであったとしている[1]。
アクリシオス
ダナエー ゼウス ケーペウス
ペロプス ペルセウス アンドロメダー
アステュダメイア アルカイオス ステネロス ニーキッペー メーストール リューシディケー ヘレイオス
アナクソー エーレクトリュオーン ミデア エウリュステウス ポセイドーン ヒッポトエー オイバロス ゴルゴポネー ペリエーレース
アムピトリュオーン アルクメーネー ゼウス リキュムニオス タピオス