カチン族カチン族の伝統衣装
総人口
n. d.
居住地域
ミャンマーカチン州
シャン州
中国徳宏タイ族チンポー族自治州
インドアッサム州
アルナーチャル・プラデーシュ州
言語
ジンポー語 (カチン語、景??)、ザイワ語 (アツィ語、?瓦?)、ロンウォー語 (マル語、浪速?)、ラシ語 (勒期?)、ンゴーチャン語、ラワン語、リス語 (???)、ビルマ語、中国語、アッサム語、シャン語
宗教
キリスト教、精霊信仰
関連する民族
景?族
カチン族(カチンぞく、Kachin)はミャンマー北部のカチン州(Kachin State)およびシャン州(Shan State)北部に居住するミャンマー有数の民族の1つである。中華人民共和国雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州に居住するチンポー族(Jingpo)および北東インドに居住するシンポー族(Singpho)も同一民族である。 カチン族は言語的に多様な民族であるが、共通語としてジンポー語 (カチン語) が普及している[1]。カチン族が用いる言語は、ジンポー語の他に、ザイワ語 絹、焼畑農業、陸稲の栽培、歌垣、納豆[7][8][9]、モチ食、麹酒などが知られる[10][11]。カチン州記念日のある1月にはカチン族最大の祭りであるマナウ祭り (Manau
言語
地理・自然) と第二都市のバモー (Bhamo) をはじめ、モーガウン (Mogaung)、モーニン (Mohnyin)、プータオ (Putao) などが主要都市である。ミャンマー鉄道の終点はミッチーナー駅である。ヒマラヤ氷河に起源を持つマリ川 (Mali) とンマイ川 (Nmai) は、カチン州中部において合流し (ミッソンと呼ばれる)、ミャンマー最大の河川であるイラワジ川 (Irrawaddy River) となる。カチン州西部に位置するフーコン渓谷 (Hukawng Valley) ではタナイ・クハ川、タビエ川、タワン川、タロン川が合流し、イラワジ川最大の支流であるチンドウィン川 (Chindwin River) の源となっている。カチン州南部に位置するインドージー湖 (Indawgyi) はミャンマー最大の湖である。カチン州最北部に位置し、ヒマラヤ山脈の南端を形成するカカボラジ山 (Hkakabo Razi) は標高5,881mであり、東南アジア最高峰である。1996年に日本の尾崎隆とミャンマーのニャマ・ギャルツェンが初登頂した[4]。フーコン渓谷には虎の野生動物保護区 (Hukawng Valley Tiger Reserve) がある。カチン州西部のパッカン (Hpakant) は世界有数のヒスイの産地として知られる[5]。ミャンマーの化石入りの琥珀の大部分は、カチン州西部フーコン渓谷から出ており、2016年には白亜紀末期に絶滅した鳥類の系統エナンティオルニス類の翼が同地から出た琥珀に見つかっている[6]。カチン族はシャン州北部にも居住し、ラーショー (Lashio)、クッカイ(Kutkai)、ムセ (Muse) などの都市がある。
文化・歴史
民話・神話