カタール・リヤル
???? ???? (アラビア語)
ISO 4217
コードQAR
中央銀行カタール中央銀行
カタール・リヤル(アラビア語:???? ???? リヤール・カタリー、英語:Qatari Riyal)はカタールの通貨単位で、QRまたはQARで記される。補助単位はディルハム(Dirham)で、1リヤル=100ディルハム。 1966年まで、カタールでは通貨として「湾岸ルピー」としてのインド・ルピーが使われていた。インドがルピーの通貨切り下げを行った際、カタールを初めとした湾岸諸国は独自通貨の導入を試みた。カタールはまずサウジアラビア・リヤル(Saudi Riyal)を導入した後、カタール・ドバイ・リヤル(Qatar and Dubai Riyal)を導入。サウジアラビア・リヤルは1.065ルピー、カタール・ドバイ・リヤルは切り下げ前の1ルピーと同価とされた。 1973年までは、カタールとドバイはリヤルを共同で発行していた。しかしドバイがアラブ首長国連邦に参加したため、カタールは単独でカタール・リヤルを発行することとなった。 1975年3月より、カタール・リヤルは公式的にIMF(国際通貨基金)の特別引出権(Special Drawing Rights、SDR)にペッグしている。実際には、1980年以来1USドル=3.64リヤル、つまり1リヤル=0.274725USドルで固定されている。このレートは2001年7月に公式になった。 紙幣は1、5、10、50、100、500リヤルの6種類。カタール中央銀行 表面のデザインは色と細部を除きアーチやアラベスクなどの構成はおおよそ共通で、新月刀を交差させ、その上にダウ船と椰子の木のある島が浮かんでいるカタールの国章があしらわれている。 第4版(2003年シリーズ)
歴史
固定相場制度
紙幣
画像額面主色図柄
表裏表裏
1リヤル青・緑装飾柱、アーチ門、国章カンムリヒバリ、ハチクイ、メダイチドリ、透かし:ハヤブサの頭
5リヤル緑装飾柱、アーチ門、国章アラビアオリックス、ヒトコブラクダ、ドーハのカタール国立博物館(旧シャイフ・アブドラ・ビン・ムハマンド宮殿)、透かし:ハヤブサの頭
10リヤルオレンジ装飾柱、アーチ門、国章伝統的なダウ船、ホール・アル・ウデイド
50リヤル紫装飾柱、アーチ門、国章カタール中央銀行
100リヤル緑・紫装飾柱、アーチ門、国章ドーハのグランドモスク、アル・シャカブ研究院、透かし:ハヤブサの頭
500リヤル青装飾柱、アーチ門、国章首長の館(Diwan Amiri)、透かし:ハヤブサの頭
紙幣イメージ: ⇒カタール中央銀行 第四版紙幣見本 硬貨は 5、10、25、50ディルハムの4種類があるが、実際に多く流通しているのは25、50ディルハムである。
硬貨
脚注[脚注の使い方]
関連項目
カタール中央銀行(Qatar Central Bank)
湾岸協力会議(Cooperation Council for the Arab States of the Gulf、GCC)
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、カタール・リヤルに関連するカテゴリがあります。