ルイジアナ州カタフーラ郡
郡のルイジアナ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立1808年
郡名の由来テンサス族の言葉で「大きな清澄な湖」を意味する
郡庁所在地ハリソンバーグ
カタフーラ郡(カタフーラぐん、英: Catahoula Parish)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州の北部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は10,407人であり、2000年の10,920人から4.7%減少した[1]。郡庁所在地はハリソンバーグ市(人口348人[2])であり[3]、郡東部境界をなすワシタ川に沿ってある。同郡で人口最大の町はジョーンズビル(人口2,265人[4])である。 カタフーラ郡となった地域には、ヨーロッパ人開拓が始まる数千年前から、様々なインディアン部族が住んでいた。マークスビル文化 カタフーラ郡はカタフーラ・レパード
歴史
前史時代
郡の成立以後
南北戦争が始まったとき、州内の分離派集会にカタフーラ郡から出席した代議員ジェイムズ・G・タリアフェーロ(英語版)は、アメリカ合衆国からの脱退に強く反対した。タリアフェーロは、「(州が)合衆国から脱退することを憲法で認めておらず、経済的混乱、挫かれた繁栄、ふらつく税金および南部連合の下でルイジアナの利益の破滅的な停滞という暗い将来を描いて見せ、最終的な無政府状態と戦争を避ける道を見いだせなかった。よって会議の議事録にタリアフェーロの抗議を記すことを拒んだように、タリアフェーロの考え方は急進的だった」[8]
カタフーラ郡は民主党の地盤ではあるが、大統領選挙では、2008年民主党候補バラク・オバマ上院議員が1,659票、31.8%しか得られず、共和党候補ジョン・マケイン上院議員の3,486票、66.7%に遠く及ばなかった[9]。2004年も、共和党候補の現職ジョージ・W・ブッシュが3,219票、65.0%を得たのに対し、民主党候補、マサチューセッツ州のジョン・ケリー上院議員は1,673票、34.8%に留まった。地方役員の選挙では民主党が圧倒しており、共和党は滅多に戦える領域に達していない。 アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は739平方マイル (1,914 km2)であり、このうち陸地704平方マイル (1,823 km2)、水域は35平方マイル (91 km2)で水域率は4.84%である[10]。ワシタ川が郡の東郡境になっている。
地理
主要高規格道路
アメリカ国道84号線
ルイジアナ州道8号線
ルイジアナ州道15号線
隣接する郡
フランクリン郡 - 北
テンサス郡 - 北東
コンコルディア郡 - 東