カステリョン・デ・ラ・プラナ
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Castello de la Plana /
Castellon de la Plana

  


 バレンシア州
 カステリョー県/カステリョン県
面積107.5 km2
標高30m
人口169,498 人 (2017年)
人口密度1,576.73 人/km2
住民呼称castellonenc/-ca
言語地域バレンシア語
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Castellon de la Plana スペイン内カステリョン・デ・ラ・プラナの位置 Castello de la Plana /
Castellon de la Plana カステリョン県内カステリョン・デ・ラ・プラナの位置

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カステリョン・デ・ラ・プラナ(バレンシア語:Castello de la Plana: カステリョー・デ・ラ・プラーナ、スペイン語:Castellon de la Plana カステリョン・デ・ラ・プラーナ)は、スペインバレンシア州カステリョン県ムニシピ(基礎自治体)。カステリョン県の県都である。単にカステリョンと呼ばれることもある。
名称

バレンシア州では国家公用語のスペイン語と自治州公用語のバレンシア語の2言語が公用語に制定されている。本自治体のバレンシア語名はCastello de la Plana(カステリョー・デ・ラ・プラーナ)、スペイン語名はCastellon de la Plana(カステリョン・デ・ラ・プラナ)。バレンシア語名とスペイン語名が優劣の差なく公式名であり、公的文書では両言語名を並べてスラッシュで区切った「Castello de la Plana / Castellon de la Plana」という表記が用いられることがある。
地理カステリョンの航空写真(左が中心市街地、右が地中海)
位置

イベリア半島の東側、地中海コスタ・デル・アサアールに面する。バレンシア州の州都バレンシアからは北に約72キロメートルの距離にある。中心市街地は地中海から4キロメートル内陸の標高30メートル地点にあり、地中海と内陸部の山地に挟まれた平坦な土地にある。地中海に面してグラオ・デ・カステリョン地区があり、砂浜海岸カジノヨットハーバーカステリョン飛行場、コスタ・デ・アサアール・ゴルフ場などがあるリゾート地となっている。

自治体域を本初子午線(経度0度0分0秒の経線)が通っている。カステリョンやベニカシム(英語版)の北側にはパルメス山地砂漠(英語版)がある。自治体の南側をミリャルス川が流れ、カステリョンとヴィラ=レアルを隔てている。
気候

ケッペンの気候区分ではステップ気候(BSk)に区分されるが、地中海性気候との境界に近い。年間平均気温は摂氏17.5度である。月の平均気温はもっとも低い1月が摂氏10.4度、もっとも高い8月が摂氏25.0度である。年間降水量は442mmと少なく、特に6月から8月の夏季は降水量が少ない。年間日照時間は2689時間であり、年間300日以上の晴天日を有する。

カステリョン・デ・ラ・プラナの気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)27.4
(81.3)28.8
(83.8)30.2
(86.4)30.6
(87.1)35.0
(95)37.4
(99.3)40.6
(105.1)39.4
(102.9)36.0
(96.8)33.4
(92.1)29.0
(84.2)25.4
(77.7)40.6
(105.1)
平均最高気温 °C (°F)15.3
(59.5)16.2
(61.2)18.5
(65.3)20.5
(68.9)23.4
(74.1)27.3
(81.1)30.0
(86)30.3
(86.5)27.6
(81.7)23.5
(74.3)18.8
(65.8)15.8
(60.4)22.3
(72.1)
日平均気温 °C (°F)10.6
(51.1)11.3
(52.3)13.4
(56.1)15.4
(59.7)18.5
(65.3)22.5
(72.5)25.3
(77.5)25.6
(78.1)22.9
(73.2)19.0
(66.2)14.3
(57.7)11.4
(52.5)17.5
(63.5)
平均最低気温 °C (°F)5.8
(42.4)6.4
(43.5)8.3
(46.9)10.3
(50.5)13.6
(56.5)17.6
(63.7)20.6
(69.1)20.9
(69.6)18.1
(64.6)14.4
(57.9)9.8
(49.6)7.0
(44.6)12.7
(54.9)
最低気温記録 °C (°F)?4.4
(24.1)?2.2
(28)0.4
(32.7)2.8
(37)5.2
(41.4)10.2
(50.4)12.0
(53.6)12.2
(54)9.8
(49.6)5.4
(41.7)?1.8
(28.8)?0.6
(30.9)?4.4
(24.1)
降水量 mm (inch)36
(1.42)31
(1.22)31
(1.22)42
(1.65)44
(1.73)19
(0.75)9
(0.35)24
(0.94)71
(2.8)70
(2.76)49
(1.93)42
(1.65)467
(18.39)
平均降水日数 (?1 mm)44355312554446
湿度67666463636364666869686866
平均月間日照時間1801792092352722963292902292031731642,755
出典:スペイン気象庁(AEMet)[1]

人口

2017年の人口は169,498人であり、カステリョン県の人口の約30%を占めている。バレンシア州では州都バレンシアアリカンテエルチェに次いで4番目の人口規模である。ヴィラ=レアルなども含めたカステリョン都市圏の人口は約30万人である。


カステリョン・デ・ラ・プラナの人口推移 1920?2017

出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3]

歴史カステリョンにあるハイメ1世の銅像

この地域で最初に知られている建築物は、ムーア人の城である。ハイメ1世が1233年にバレンシア王国を征服したあと、1251年にカステリョンの街が公式に建てられた。1251年9月8日、ハイメ1世はこの街を山から平野に移す許可を与え、言い伝えによれば1252年の四旬節に移動が完了した。中世にはこの都市は堀と市壁、塔によって守られ、教会が建設され、のちにカテドラルとなった。

1519年から1523年にバレンシア王国で起こったヘルマニエス(スペイン語版)(職人組合)の反乱では、この都市はヘルマニエスにとっての最後の砦となった。1701年から1714年のスペイン継承戦争でもハプスブルク家のカール6世の側に付いたが、フェリペ5世の部隊に占領された。18世紀初頭には現在のカステリョン市庁舎が建てられた。市庁舎にはトスカーナスタイルのファサードがある。

19世紀には市壁が壊され、市街地が広がり始めたが、スペイン独立戦争(1808年-1814年)と第一次カルリスタ戦争(1833年-1839年)によって発展が停滞した。1833年スペイン地方行政区分再編でスペイン全土に49の県(スペインの県)が設置されると、カステリョン・デ・ラ・プラナはカステリョン県の県都となった。19世紀の後半には再び都市の拡大が起こった。鉄道が引かれ、港が拡張され、街を代表する建築物(病院、カジノ、劇場、公園)が建設された。

20世紀初頭の1910年には、自治体の人口が32,000人に達した。1925年には郊外にマリア・クリスティーナ貯水池(スペイン語版)が完成し、柑橘類の栽培面積が増大した。1931年4月12日の地方選挙ではカステリョン・デ・ラ・プラナでも共和国派が勝利し、スペイン全土でスペイン第二共和政が成立した。1936年7月18日にスペイン内戦が勃発すると、内戦当初のカステリョン・デ・ラ・プラナは共和国派の都市であったが、1938年6月14日にはフランシスコ・フランコ率いる反乱軍に占領された。内戦前の1931年にはサンタ・マリア教会(英語版)が重要文化財に指定されていたが、内戦中にはカステリョン市当局がサンタ・マリア教会の取り壊しを命じており、今日のサンタ・マリア教会の建物は内戦後に再建されたものである。

1960年にはローマ・カトリック教会のセゴルベ司教座がセゴルベ=カステリョン司教座(英語版)に移行し、カステリョン・デ・ラ・プラナに初めて司教座が置かれた。1967年には地中海岸に石油精製所が建設され、1977年にはコンバインドサイクル発電所(火力発電所)が建設された。1960年に62,493人だった人口は、1981年に126,464人となり、20年間で倍増している。

1975年以降にスペインの民主化が進行すると、1982年7月10日にはバレンシア自治州憲章が制定されてバレンシア州が発足し、カステリョン県・バレンシア県アリカンテ県の3県からなるバレンシア州の一部となった。1991年にはカステリョン県初の大学であるジャウメ1世大学が開校した。現在の市の経済はおもに製造業や手工芸品によっている。
社会
教育ジャウメ1世大学

1991年にはカステリョン県初の大学(州立大学)としてジャウメ1世大学が設立された。法学・経済学部、人文学・社会学部、健康科学部、高等工科学校を有し、単一のキャンパスで約15,000人の学生が在学している。名称は13世紀のアラゴン王ハイメ1世に由来する。カタルーニャ語圏の大学連合であるビベス大学ネットワークに加盟している。
交通
航空カステリョン=コスタ・アサアール空港

カステリョンの北30キロメートルの内陸部にはカステリョン=コスタ・アサアール空港がある。2011年に開港してから4年間も就航便が存在しなかったが、2015年には初めて旅客機が飛び立った。アメリカのニューヨーク・タイムズ紙はカステリョン=コスタ・アサアール空港を「スペイン経済危機で深く沈みゆくスペインにおける無駄な支出の象徴」と批判している。カステリョン=コスタ・アサアール空港は2700メートルの滑走路1本を有している。

地中海に面したグラオ・デ・カステリョン地区には950メートルの滑走路を有するカステリョン飛行場があり、航空スポーツなどのゼネラル・アビエーションに利用されている。
鉄道

中心市街地とジャウメ1世大学の間にはカステリョン・デ・ラ・プラナ駅(スペイン語版)があり、バレンシア州バレンシア県バレンシアからカステリョンを通ってカタルーニャ州タラゴナ県タラゴナに至る地中海回廊線の列車が運行されている。バレンシア=カステリョン間70キロメートルは、近郊鉄道のセルカニアス バレンシアのC-6号線に組み込まれており、カステリョン・デ・ラ・プラナ駅を出た列車はヴィラ=レアルサグントなどを通ってバレンシア北駅に至る。カステリョンとマドリードバルセロナを結ぶ長距離列車も運行されている。
バストラム・デ・カステリョン

カステリョンの中心市街地ではトロリーバスのトラム・デ・カステリョン(スペイン語版)が運行されている。市街地西端のジャウメ1世大学を起点とし、市街地中央部のリバルタ公園(スペイン語版)を横断し、地中海岸のグラオ・デ・カステリョン地区に至っている。7.765キロメートルに19の停留所がある。2008年にジャウメ1世大学とリバルタ公園の区間が部分開業し、2014年に完全開業した。投資額や赤字額の大きさには批判があり、また丘陵地でこそ能力を発揮するトロリーバスを平坦地のカステリョンに導入したことに対しては疑問が呈されている。


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