ジャプラ川 (Rio Japura)
Rio Caqueta
国ブラジル, コロンビア
長さ2,820km (1,752mi) [1]
流域255,700 km2 (98,726 sq mi)
流量
- 平均18,600 m3/s (656,853 cu ft/s)
アマゾン盆地の地図。ジャプラ川(カケタ川)を強調してある。
ジャプラ川(ポルトガル語:Rio Japura)もしくはカケタ川(スペイン語:Rio Caqueta)は、長さ約2820kmの川。 コロンビア南西部のアンデス山脈を水源とし、東に向かいブラジルに入りアマゾン川に合流する。 コロンビアでは「カケタ川」、ブラジルでは「ジャプラ川」と呼ばれる。 ブラジルでは小舟で航行可能。 電気鰻やピラニア、亀、カイマンが生息する。 ジャプラ川は、プトゥマヨ川やナポ川と並んで、ネグロ川以西でアマゾン川に注ぐ三大河川の1つである。 19世紀のブラジルの歴史家・地理家でマラホ男爵のJose Coelho da Gama e Abreuは、ジャプラ川を970km遡った。 同様にジュール・クレボー
(英語版)は、ジャプラ川は障害物や急流が多く航行しにくいと述べた。 当初は8つの河口を持つと考えられていたが、植民地行政官のFrancisco Xavier Ribeiro Sampaioが、河口が1つである事を報告した。 1864年?1868年にかけて、ブラジル政府はクパティの急流まで詳細な調査を行った。 マラホ男爵は、各谷の先住民が容易に交流している事から、ジャプラ川上流とヴァウペス川(英語版)(ネグロ川の支流)が繋がっていると主張した。 フィリップ・グラスのアグアス・ダ・アマゾニア(英語版)というアルバムの2曲目の曲名になっている。