カクテル
Cocktail
監督ロジャー・ドナルドソン
脚本ヘイウッド・グールド
原作ヘイウッド・グールド
製作テッド・フィールド
ロバート・W・コート
出演者トム・クルーズ
ブライアン・ブラウン
エリザベス・シュー
ケリー・リンチ
音楽ピーター・ロビンソン
『カクテル』(原題:Cocktail)は、1988年のアメリカ映画。
ヘイウッド・グールドの同名小説を映画化した作品で、ロジャー・ドナルドソン監督、トム・クルーズ主演。トム・クルーズの笑顔と、フレアバーテンディングによるカクテル作りの派手なパフォーマンスでヒットを博した。 兵役あがりのブライアンは一攫千金を夢見てニューヨークに降り立つが、就職活動は難航し、ビジネス学校に通いながらバーテンダーのアルバイトを始める。ベテランバーテンダーのダグラス(ダグ)とコンビを組み、二人は派手なバーテンディングで評判になる。ブライアンは自分たちの店「Cocktails & Dreams」を持つことを構想するが、ダグは乗り気ではない。女性を巡ってダグと仲違いしたブライアンはニューヨークを離れる。 ブライアンはジャマイカのビーチでバーテンダーとして働きだす。ニューヨークから来たジョーダンと親しくなるが、新婚旅行に来たダグにけしかけられ、年上のボニーに手を出す。ブライアンはボニーとニューヨークに戻るが破局し、ジョーダンとよりを戻そうと彼女を訪ねる。ジョーダンはブライアンを拒絶するが、彼の子を身ごもっていた。ダグは富豪の娘ケリーと結婚したが株式投資に失敗し、財産を失っていた。ダグはブライアンと再会したあと自殺する。心を入れ替えたブライアンは再びジョーダンを訪ね、結婚を申し込む。 ジョーダンと結婚したブライアンは、叔父のパットから借りた金でバー「Flanagan's Cocktails & Dreams」を開店する。開店祝いの日、ジョーダンはおなかの子が双子であると打ち明け、店は喜びに包まれた。 映画のカテゴリーとしては、青春群像劇といえる。野望、出世、金、挫折と成功、師弟関係、友情、恋愛、幸福感などのテーマが入り混じった物語構成で、主人公が人生のアップダウンを繰り返しながら、大切な愛を掴むまでが描かれている。キャッチコピーは「この男のいるところ、いつも喝采…」であるが、内容とは隔たりがある。 役名俳優日本語吹替 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
あらすじ
概要
キャスト
ブライアン・フラナガントム・クルーズ渡辺裕之
ダグラス・コグランブライアン・ブラウン小川真司
ジョーダン・ムーニーエリザベス・シュー小山茉美
ボニーリサ・ベインズ一城みゆ希
リチャード・ムーニーローレンス・ラッキンビル山内雅人
ケリー・コーグリンケリー・リンチ勝生真沙子
コラールジーナ・ガーション鈴鹿千春
パットおじさんロン・ディーン中庸助
エディロバート・ドンリー
エレノアエレン・フォーリー種田文子
ダルシーアンドレア・ドーベン
日本語吹替 - 初放送1991年9月28日 フジテレビ 『ゴールデン洋画劇場』
20世紀スタジオ作品とは異なり、現在いずれの映像ソフトにもこの吹替は収録されていない。
評価.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
出典検索?: "カクテル" 映画
作品自体の興行成績は各国で良好であった。
しかし、その年の最低作品を選ぶゴールデンラズベリー賞に作品賞と脚本賞で選ばれてもおり、単なるアイドル映画として扱われることが多い。またグールドの原作・脚本とも、内容や表現が下品と評されることがある。映像の編集に関しても、登場人物の髪の長さに前後で矛盾がある、ガラスにカメラが反射して映っているなどの基本技術がなっていないという指摘もなされる。
備考
原作・脚本のヘイウッド・グールドは、元ニューヨークポスト記者で、バーテンダーの経験がある。
作品に登場するカクテル
レッドアイ(Red Eye) - 作中で多く登場するダグラスの好物で、生卵を入れるのが彼のこだわりである。
キューバ・リブレ(Cuba Libre)
セックス・オン・ザ・ビーチ(Sex On the Beach)
オーガズム(Orgasm)
ターコイズ・ブルー(Turquoise Blue)
フローズン・ダイキリ(Frozen Daiquiri)
脚注^ “Cocktail(1988)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月5日閲覧。
^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)480頁
関連項目
カクテル
フレアバーテンディング
外部リンク
カクテル|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|ディズニー公式(日本語)
カクテル - allcinema
⇒カクテル - KINENOTE
Cocktail - オールムービー(英語)
Cocktail - IMDb(英語)