合資会社八丁味噌
HATCHO MISO Limited Partnership[1]
種類合資会社
本社所在地 日本
〒444-0925
愛知県岡崎市八丁町69番地
設立1932年(昭和7年)3月10日
業種食料品
法人番号3180303000222
事業内容八丁味噌の製造販売
代表者代表社員 早川久右衛門
資本金300万円
売上高11億円[2]
従業員数55名[2]
決算期6月30日
外部リンクhttps://www.kakukyu.jp/
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カクキューは、愛知県岡崎市八丁町に本社がある「合資会社八丁味噌」[注 1]の屋号[2]。「八丁味噌」は固有の商標ではなく、ほかにも製造業者が存在するため、本記事では合資会社八丁味噌について述べる。
沿革・概要[ソースを編集]宮内省御用達をうたった広告(1915年)[4]
江戸3代将軍徳川家光の時代に当たる正保年間(1645年 - 1648年)に、岡崎城から西に八丁(873メートル)の三河国八丁村(現在の愛知県岡崎市八帖町)で創業した。早川家が1878年(明治11年)に愛知県庁に提出した上申書には同家の創業は「1645年(正保2年)」と記されている[5]。安政2年(1855年)に大樹寺の本堂、大方丈などが焼失した際、再建のため江戸から派遣された見分役は「味噌は八丁味噌とて名物也。百文は三百三十匁又三百五十匁自位也。八丁村に問屋二軒あり」と手記にしたためた[6]。
正方形の枠内に太い隷書体の「久」のマークは、歴代当主(現在は社長。ただし、同社は合資会社組織であるためその正式な肩書は「代表社員」となる)が代々、早川久右衞門(はやかわ きゅうえもん)を名乗っていることによる。現社長は19代目の当主になる。
1892年(明治25年)から宮内省への味噌納入を開始し[7]、1901年(明治34年)12月28日、宮内省御用達を拝命した[2]。
1927年(昭和2年)11月23日、本社事務所を現在地へ移した[8]。
1932年(昭和7年)3月10日、個人商店から「合資会社早川久右衞門商店」に改組した[9]。
戦後[ソースを編集]1950年代の広告
1955年(昭和30年)3月1日、大阪味噌食品株式会社(現・株式会社ジャポニックス)[10]はカクキューへ八丁味噌を1200貫(4500キロ)注文した[11]。