カイツブリ科
カンムリカイツブリ Podiceps cristatus
ドメイン:真核生物 Eukaryota
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:鳥綱 Aves
上目:新顎上目 Neognathae
階級なし:ネオアヴェス Neoaves
階級なし:メタヴェス Metaves
目:カイツブリ目 Podicipediformes
科:カイツブリ科 Podicipedidae
学名
Podicipediformes
Furbringer, 1888
Podicipedidae
Bonaparte, 1831
英名
Grebe
属
カイツブリ属 Tachybaptus
オビハシカイツブリ属 Podilymbus
ミミジロカイツブリ属 Rollandia
シラガカイツブリ属 Poliocephalus
カンムリカイツブリ属 Podiceps
クビナガカイツブリ属 Aechmophorus
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、カイツブリ科に関連するカテゴリがあります。ウィキスピーシーズにカイツブリ科に関する情報があります。
カイツブリ科(カイツブリか、学名 Podicipedidae)は、鳥類カイツブリ目 Podicipediformes の唯一の科である。 アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、アイスランド、アイルランド、イギリス、インドネシア、オーストラリア、日本、ニュージーランド、マダガスカル。 最大種は北アメリカのクビナガカイツブリで全長56-74cm、日本ではカンムリカイツブリの全長46?61cm。全身は羽毛で密に覆われる。翼は長いうえに薄い。 足は後方に位置し地表では直立することも難しいが、水中では大きな推進力を得ることができる。趾は幅広く(弁足)これによりより多くの水を掻くことができる。また脚および趾は柔軟性が強く、様々な方向に水を掻くことができる。 卵は白や淡黄色の殻で覆われる。 湖や池沼に生息する水鳥であるが、冬季になると海洋に生息する種もいる。排他性が強く縄張りを形成する。飛翔はあまり上手くなく、水面から飛翔するには水面を長く助走する必要がある。また数種は飛翔する事ができない。 食性は動物食で、昆虫、甲殻類、軟体動物、魚類などを食べる。水中にいる獲物を潜水して捕らえる。 繁殖形態は卵生。水生植物や杭に固定した水生植物を積み上げた逆円錐状(水面では皿状に見えるが、大部分は水中に沈んでいる)の巣を作り、卵を産む。卵はばらばらに孵化する。親鳥は雛を背に乗せて育て、雛を背に乗せたまま潜水も行う。 伝統的に、1科でカイツブリ目を形成していた。 姉妹群はフラミンゴ目である[1][2]。カイツブリ目+フラミンゴ目系統は、現生鳥類の中で古顎類・キジカモ類の次に分岐した小さい系統メタヴェス アビ目と共通点が多いため、古くは近縁と考えられることもあったが、系統的には離れており、水生による収斂進化の結果である。 Sibley分類ではコウノトリ目コウノトリ亜目コウノトリ下目カイツブリ小目 Podicipedida の唯一の科だった[4]。コウノトリ下目は現在の分類で言えば水鳥クレード(アビ目・ペンギン目・ミズナギドリ目・コウノトリ目・ペリカン目)・カイツブリ目・フラミンゴ目・ネッタイチョウ目からなっており、カイツブリ目とフラミンゴ目に多少の近縁性を認めた初期の研究と言えるが、Sibleyらはカイツブリ科と残りのコウノトリ下目全体とが姉妹群だと考えていた。また、水鳥クレード・カイツブリ目+フラミンゴ目・ネッタイチョウ目の3者間は実際には特に近縁ではない。
特徴
分布
形態
生態
系統と分類
系統と上位分類
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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