オール・タイム・ロウ
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All Time Low
2011年のライブ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国 メリーランド州ボルチモア
ジャンルポップ・パンク
エモ
オルタナティブ・ロック
活動期間2003年 -
レーベルフュエルド・バイ・ラーメン
(2017年-現在)
Hopeless Records
(2006年-2010年、2012年-2016年)
Interscope Records
(2010年-2012年)
Emerald Moon Records
(2004年-2006年)
Warner Music Japan
Kick Rock Music
Universal Music Japan
公式サイト ⇒AllTimeLow.com

メンバーアレックス・ガスカース
ジャック・バラカット
ザック・メリック
ライアン・ドーソン

旧メンバークリス・コルティレロ
TJ Ihle

オール・タイム・ロウ (All Time Low) は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身のポップ・パンクバンドである。

グリーン・デイブリンク 182からの影響が感じられるパンク・ロックであるが、そのとびきりキャッチーなメロディー、高いパフォーマンス性、端正なルックス等に全米から注目が集まり、インディーズアーティストながら着実にファンを増やしていった。

2010年から2年間はメジャーレーベルのインタースコープ・レコードで活動していたが、2012年に再びインディーズレーベルのホープレス・レコードに戻った。
来歴
2003年-2006年 : 「結成」?「The Party Scene」

2003年に、高校生だったアレックス・ガスカースとジャック・バラカットを中心に結成。バンド名はニュー・ファウンド・グローリーの "Head On Collision" という楽曲の歌詞から取り「All Time Low」と名付けられた。結成時は、主にブリンク 182のカバーを行っていた。

バンド結成当初は全員が高校生のため、移動に長期間を要する大規模なライブは学校が休みの期間に行われていた。

2004年10月1日に地元インディーズのEmerald Moon Recordsから、1stEP 『The Three Words To Remember In Dealing With The End』でデビュー。

2005年7月19日、1stアルバム『The Party Scene』をリリースした。

2006年に大手インディーズのホープレス・レコードに移籍し、同年7月25日に2ndEP『Put Up Or Shut Up』 をリリース(この時メンバー全員がまだ高校生だったが、リリース直後に卒業している)。インディーズアルバムチャートにて20位を記録した。
2007年-2008年 : 「So Wrong, It's Right」シカゴでのライブ(2008年)

2007年9月25日に2ndアルバム『So Wrong, It's Right』をリリースし、全米アルバムチャートにて62位を記録。全世界で30万枚以上を売り上げている。[1]

このアルバムからの2ndシングル「Dear Maria, Count Me In」は、彼等の地元のストリッパーについて書かれた曲で、曲名にもあるマリア(Maria)はそのストリッパーの名前である。全米ポップシングルチャートにて最高86位を記録し、ライブの最後の曲として締めくくられるなど、彼等の代表曲でもある。

その後も彼等の人気は上がり続け、アメリカ最大のロック専門雑誌、オルタナティヴ・プレスの「Band of the Year 2008」に選出された。
2009年 : 「Nothing Personal」ジャック(左)とザック(2009年)

2009年5月に初来日を果たす。

2009年7月7日、3rdアルバム『Nothing Personal』をリリース。全米アルバムチャートにて初登場4位を記録した。このアルバムは、マット・スクワイアや、ブッチ・ウォーカーら大物プロデューサーを複数起用した大作となっている。このアルバムからの1stシングルは「Weightless」。

2009年10月から12月までは、ヘッドライナーとしてウィー・ザ・キングスヘイ・マンデーなどと共に、大規模な全米ツアー「The Glamour Kills Tour」も行っている。

2009年11月、メジャーレーベルのインタースコープ・レコードとすでに契約を交わしていた事を発表した。
2010年-2011年 : 「Dirty Work」

2010年公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド』のサウンドトラック『オールモスト・アリス』に「Painting Flowers」という楽曲を提供している。

2010年2月1日、アコースティック・ミニライブアルバム『MTV Unplugged』をリリース。(日本盤は2009年12月23日先行リリース。)

2010年5月25日、フルライブアルバム『Straight to DVD』をリリース。8月にはサマーソニックに出演するため、来日した。[2]

2010年12月9日に期間限定で初となるクリスマス曲「Merry Christmas Kiss My Ass」を公式サイトにて無料配信された。

2011年6月7日、通算4枚となるメジャーデビューアルバム『Dirty Work』をリリース。全米アルバムチャート初登場6位を記録。プロデューサーには前作のアルバムを担当したマット・スクワイア、ブッチ・ウォーカーは変わらず、複数での制作となった。またこのアルバムからの1stシングル「I Feel Like Dancin'」はウィーザーのフロントマン、リヴァース・クオモとの共作であり、よりポップな曲調となっている。

2011年9月に3度目となる来日公演を行い、10月には新曲のレコーディングがアナウンスされた。
2012年-2014年 : 「Don't Panic」

約半年という早い間隔の2012年3月31日、4月1日とパンクスプリングで4度目の来日を果たす。[3]

2012年5月、インタースコープ・レコードから離れる事を発表。6月1日に新曲「The Reckless and the Brave」を公式サイトにて無料配信された。

2012年7月3日、バンドは再び古巣ホープレス・レコードとサインを交わした。

2012年のワープド・ツアーヘッドライナーで終えたバンドは、10月9日に5thアルバムをリリースする事を発表。

2012年8月24日、ニューアルバムからの1stシングル「For Baltimore」を、オルタナティヴ・プレスのホームページ上にて発表。

2012年10月7日、バンドは高円寺HIGHを皮切りに、東京、ロンドン、ニューヨークを3日で周る「World Triptacular」が開催された。これは新作を控えたスペシャルライブツアーであり、チケットは発売から1分で即完売となった。

前作から1年4ヶ月という短い期間を経て、2012年10月9日に、5thアルバム『Don't Panic』がリリースされた。全米アルバムチャート初登場6位を記録。今作では、前作・前々作と、数曲においてタッグを組んだマイク・グリーンを単独起用した作品となっている。

2013年3月、6度目の来日。今回は4年ぶりとなる東名阪でのツアーを行った。

2013年10月1日に『Don't Panic: It's Longer Now』をリリース。このアルバムは『Don't Panic』に新曲を追加させたリイシュー盤で、全世界で1万5000枚しかリリースされない限定盤である。全米アルバムチャート初登場19位を記録。

2013年10月27日、ツアークルーの中でも中心的な存在で、バンドのバックコーラスも務めていたマットがクルーを脱退する事を発表した。友好的な別れであり、ツアークルーを務めていた期間は7年と74日であった。
2015年-2016年: 「Future Hearts」

2015年4月8日、6thアルバム「Future Hearts」をリリース。[4][5]

2015年8月15日[6]・16日[7]ロック・フェスティバル「サマーソニック」出演。[8][9]


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