この項目では、日本のテレビドラマについて説明しています。2002年公開のアメリカ映画については「オールド・ルーキー」をご覧ください。
オールドルーキー
OLD★ROOKIE
埼玉スタジアム2002、
第1話サッカー日本代表戦のロケ地[1]
ジャンル連続ドラマ
企画東仲恵吾(編成)
高橋秀光(編成)
脚本福田靖
演出石井康晴
木村ひさし
伊東祥宏
監修大久保嘉人(サッカー)
Mizuki
『オールドルーキー』は、2022年6月26日から9月4日までTBS系「日曜劇場」枠にて放送されていたテレビドラマ[3][4]。脚本は福田靖、主演は綾野剛[3][4]。
サッカーのスキルや知識しか持っていなかった元プロサッカー選手が、引退後の道(セカンドキャリア)を模索していた中で出会ったスポーツマネジメント(英語版)会社で現役アスリートの代理人やマネジメントを行いつつ、自分のことを誇りに思ってくれた娘たちのために奮闘していく姿を描く[3][4]。 本作品ではスポーツの魅力などをリアルに伝えるために、MLBのシカゴ・カブスに移籍した鈴木誠也を始めとする有名アスリート達からの話を聞いた上で今作に反映させていくという[3][4]。 本作品のサッカー監修は元日本代表の大久保嘉人が務めており、サッカー経験が全くない綾野にマンツーマンでゼロから指導を行っている[5]。また、サッカーシーンの撮影日は現場まで赴き、撮影スタッフと共に一切の妥協なくプロの目線からモニターをチェックしているという[5]。 また、Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)[6]と公益財団法人日本サッカー協会[7]が製作協力として関わっており、元サッカー日本代表選手をはじめ、随所に実在の現役・元のスポーツ選手が実名・本人役でカメオ出演している。
製作
あらすじ
第1話[8][9]
元日本代表の新町亮太郎は37歳になってもJ3・ジェンマ八王子の現役プレーヤーとして活躍していたが、ある日突然チームの解散を告げられる。他チームへ移籍する同僚がいる一方で、亮太郎への獲得オファーはなく、現役引退を余儀なくされる。妻と2人の子供を養うために新たな仕事を探す必要に迫られるも、サッカー関係の仕事に需要はなく、さりとて社会経験の乏しい亮太郎にとって、新たな仕事探しは困難を極めた。そんなとき、現役時代に移籍交渉を相談していたスポーツマネジメント会社「ビクトリー」の社長・高柳雅史から声をかけられ、亮太郎は「ビクトリー」で働き始める。同僚の深沢塔子と亮太郎のコンビに与えられた任務は、ドイツリーグで活躍する矢崎十志也との国内でのマネジメント契約
第2話[10][11][12]
亮太郎と塔子は、天才スケートボード選手・牧村ひかりとのマネジメント契約の獲得を高柳から命じられる。二人はひかりの練習場を訪れるが、3歳から手塩にかけてひかりを育てた父親でコーチの牧村悠一にはとりつく島もなく、その一方で世界最大手のスポーツマネジメント会社WPMも獲得に動き出す。二人が牧村ひかりとの交渉に苦戦する中、「ビクトリー」の社員で塔子のライバル・梅屋敷聡太は、担当するプロゴルファー・高槻一成の極度の不振に頭を抱えていた。塔子はスポンサー企業を取り付けるなどして説得し、悠一は契約締結に傾くが、父親の指導に限界を感じていたひかり本人の気持ちを知った亮太郎は、彼女にとって最善のサポートはWPMとの契約だと提案。自社の利益に反する亮太郎の発言に塔子は驚くが、機転を利かせ、アメリカでのサポートをWPMに任せる共同マネジメント契約の段取りをまとめ上げ、改めて「ビクトリー」との契約に漕ぎつける。メンタルヘルス治療もむなしく、復調しない高槻に匙を投げた梅屋敷は、契約を切ろうと高柳に訴えるが、高槻にできることを本当にすべてやり切ったのかと叱責される。梅屋敷は高槻と折衝を重ねるうち、愛犬との死別がイップスの原因であったことが判明、梅屋敷が自腹で子犬をプレゼントしたことで高槻はイップスを克服し、ツアーで復活優勝を果たす。
第3話[13][14][15]