オープンワールド
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「サンドボックスゲーム」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「サンドボックス」をご覧ください。
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オープンワールド(Open world)とは、ゲーム内の仮想世界において、移動的制限の無い、プレイヤーが自由に探索し、目的に到達できるように環境設計されたコンピュータゲームを指す用語である。定められた攻略手順の遵守を要求されないゲームプレイは、「Sandbox(サンドボックス:砂場・砂箱の意味)」ともよばれる[1]。この概念が日本に持ち込まれた際、テレビゲーム雑誌では、3Dで構築された風景やゲームプレイを意味する語として「箱庭」と訳されたが、既に「ミニスケープゲーム」の別称としても「箱庭ゲーム」が用いられていたため、重複による混乱が生じている。
概要

「オープンワールド」の字義通り、開かれたマップ、ゲーム世界を意味する用語であり、オープンワールドが一般に広く知られるきっかけになったものに『グランド・セフト・オートIII』がある。見下ろし視点で自由度の高いアクションゲームシリーズであった『グランド・セフト・オート』シリーズにおいて初のフル3D化を図って“オープンワールド”という単語を用いるなど人気スタイルとして定着。以降この作品は『Fallout 3』、『The Elder Scrolls V: Skyrim』などの同系後発ゲームと比較されるようになり、オープンワールドスタイルはRPGレースゲームオンラインゲームなどさまざまなジャンルへと波及した。

「オープンワールド」の明確な定義は無いため、どのような作品をオープンワールドとするかはメーカーやプレイヤーによって異なる。日本では主に繋ぎ目(マップの切り替え処理)の無いシームレスなマップを指すことが多い。

初期の3Dゲームでは主に技術的な制約(主にゲーム機の性能不足、記憶媒体の容量不足、開発ツールの機能不足など)から、プレイヤーキャラクターが行動できる空間は、一見広く見えたとしても障害物もしくは透明な壁で進路を遮ることで、実際には通路状の小規模な範囲に限定されており、個々のマップ上の通路の端に到達したら別のマップに切り替えるなど、擬似的に広い空間があるように見せる手法が主流だった。この仕組みでは、辺り一帯の風景を眺めるなどスケールの大きな映像表現が困難なうえ、遠くの風景は書き割りで表現されているため実際には到達することができず、ゲーム体験上も閉塞感を抱かせる欠点があった。

やがて、ハードウェアの性能向上(特にデータ転送速度やメモリの容量の増加)やプログラム技術の進歩によって、プレイヤーの移動操作に応じ、常にプレイヤーキャラクター周辺の地形データなどを読み込んで表示(ストリーミング)[2][3]することで、原寸換算で数kmから数十km四方の広さを、マップの切り替えやデータロードに伴う画面の静止や暗転をせずシームレスに表現できるようになった。

また、あらかじめ決まったミッションやストーリー進行を強制する直線的(リニア)なゲームプレイから、プレイヤーの意思次第で好きな場所に移動したり好きな行動を選んだりできる、「ノンリニア・ゲームプレイ(en:Nonlinear_gameplay)」を指向した作品が登場するようになる。これにより、広大なマップ内を自由に移動できる技術にゲームデザイン上の意義が生じた。さらに作品によっては、ノンプレイヤーキャラクター達がそれぞれ人工知能に基づいて自立した行動をとることで、プレイヤーが関与していない場所で世界の状況に変化が起こったり、プレイヤーの意図しない行動が実は世界に見えない影響を与えたり、それらの要素がさらに影響しあったりするなどの設計も取り入れられ、ゲーム内で起こる物事の因果関係が複雑で多様になったため、仮想世界を体験する感覚がより強まっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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