株式会社オープンハウスグループ
Open House Group Co.,Ltd.
本社ビル(JPタワー)
種類株式会社
市場情報東証プライム 3288
株式会社オープンハウスグループは、東京都千代田区に本社を置く不動産会社グループの持株会社である。 1996年11月に株式会社アプローズとして設立。1997年9月に株式会社オープンハウスに商号変更。2022年1月に株式会社オープンハウスグループに商号変更し持株会社体制に移行、新設子会社の「株式会社オープンハウス」(2代目)が戸建関連事業を担っている。 『東京に、家を持とう。』のキャッチフレーズで一躍知名度を上げ、都市部を中心に、新築戸建分譲事業、不動産仲介事業、マンション事業、不動産投資事業等を展開し、急成長している。電気水道ガス・インターネットの導入もワンストップで可能なおうちリンクなど、住宅全体に関わるサービスを提供していいる。 「オープンレジデンシア」というマンションブランドを展開しており、2017年・2018年の2年連続で東京23区のマンション供給棟数国内最多を記録している。また、『アメリカに、家を持とう。』をキャッチフレーズに、富裕層を対象とした「アメリカ不動産事業」を展開しており、中央区銀座にあるGINZA SIX内に「OPENHOUSE GINZA SALON」という拠点が設置されている。 2018年、フォーブスが発表する「アジアの優良上場企業50社」にノミネートされた。 人工知能(AI)による業務の工数削減といったデジタルトランスフォーメーション(DX)にも積極的であり、「泥臭い営業×デジタルの融合」が同社の急成長を支えていると言われている[1]。2022年3月現在、経済産業省が定める「DX認定事業者」に選定されている[2]。
概要
沿革
1996年(平成8年)11月 - 株式会社アプローズとして東京都渋谷区に設立。
1997年(平成9年)
9月 - 株式会社オープンハウスに商号変更。代表取締役に荒井正昭が就任。本社を東京都渋谷区に開設[3]。
10月 - センチュリー21・ジャパンとフランチャイズ契約を締結[3]。
2001年(平成13年)9月 - 創建ビルド有限会社(現・オープンハウス・ディベロップメント)を完全子会社化。
2007年(平成19年)8月 - イトーピアビジネスネット株式会社(現・アイビーネット)を伊藤忠商事から買収、子会社化[3]。
2010年(平成22年)
9月 - 米国カリフォルニア州にオープンハウス・ディベロップメントの100%子会社として、Open House Realty & Investments, Inc.を設立。
9月 - 中国上海市にオープンハウス・ディベロップメントの100%子会社として、旺佳建築設計諮詢(上海)有限公司を設立。
2011年(平成23年)10月 - オープンハウス・ディベロップメントの完全子会社として株式会社OHリアルエステート・マネジメントを設立[3]。
2012年(平成24年)9月 - センチュリー21・ジャパンとのフランチャイズ契約を解消し、自社ブランドによる営業を開始[4]。
2013年(平成25年)
1月 - 本社を東京都千代田区丸の内に移転[3]、本社機能を集約。
9月 - 東京証券取引所第一部に上場[3][5]。
2015年(平成27年)1月 - 株式会社アサカワホーム(現・オープンハウス・アーキテクト)を連結子会社化。
2016年(平成28年)9月 - 米国テキサス州にOpen House Texas Realty & Investments LLCを設立[3]。
2017年(平成28年)9月 - 中央区銀座に富裕層向けサービスの拠点として「OPENHOUSE GINZA SALON」を開設[3]。
2018年(平成28年)
5月 - 米国ハワイ州にOpen House Hawaii Realty & Investments LLCを設立[3]。
6月 - 米国ハワイ州のSachi Hawaii- Paci?c Century Properties LLC(不動産仲介業)、Sachi Hawaii-Paci?c Century Property Management LLC(不動産管理業)を子会社化[3]。
10月 - 株式会社ホーク・ワンを完全子会社化[3]。
2020年(令和2年)5月 - 株式会社プレサンスコーポレーションの筆頭株主となり、関係会社化[6]。
2021年(令和3年)1月 - 株式会社プレサンスコーポレーションの増資を引き受けるとともに株式公開買付け(TOB)を行い、同社を子会社化[7]。