基本情報
連邦州:バイエルン州
中心都市:ミュンヘン
面積:17,530km2
人口:
4,729,243人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:270 人/km2
公式サイト:ベツィルク:
⇒www.bezirk-oberbayern.de
レギールング:
⇒www.regierung.oberbayern.bayern.de
地図
オーバーバイエルン(標準ドイツ語:Oberbayern、バイエルン語:Obabayern)は、ドイツ連邦共和国バイエルン州南東部に位置するベツィルクならびにレギールングスベツィルク(行政管区)である。「上バイエルン行政管区」とも呼ばれる。 バイエルン州においてベツィルク (Bezirk) とは多くの郡や市の統合体としての自治体である(以下、本項では訳語として「県」を充てる)。ベツィルク内の郡や市は同時に同名のレギールングスベツィルク (Regierungbezirk) に属す。レギールングスベツィルク(しばしばレギールングと略して呼ばれる)は州の官庁の所轄管区を指す(以下、本項では訳語として「行政管区」を充てる)。 オーバーバイエルンは、州の南東部に位置しており、南と東はオーストリアのチロル州北西部のロイテ郡と国境と接している。北東はニーダーバイエルンとオーバープファルツ、北西はミッテルフランケン、西はバイエルン・シュヴァーベンと境を接する。県の行政府および行政管区の本部所在地はミュンヘンである。 オーバーバイエルンという呼称は1255年のバイエルン分割によって生じた概念を引き継いだ行政管理上の領域名である。元々の領域は現在のものとは異なっており、何度も変化している。キームガウやバート・ライヒェンハル周辺地域はニーダーバイエルンに属していた。この領域は民族上あるいは言語上の背景を持った呼称ではなく、オーバーバイエルン方言といったものはない。 オーバーバイエルンは人口当たりの国内総生産がハンブルクに次いで2番目に高い地域である[2]。 オーバーバイエルン行政管区は3つの郡独立市と20の郡からなる。 注: オーバーバイエルンの市や郡は4つの計画地域に分けられている: インゴルシュタット、ミュンヘン、オーバーラント、南東オーバーバイエルンである。 1255年のルートヴィヒ2世が行ったバイエルン分割によってオーバーバイエルン公領が独立して成立した。しかしこれは現在のオーバーバイエルン行政管区と同じではない。1340年に一度統一された後、1392年にバイエルン公領は三分割された。オーバーバイエルンにはバイエルン=ミュンヘンとバイエルン=インゴルシュタットが、ニーダーバイエルンにはバイエルン=ランツフートがそれぞれ成立した。
概要
構成
郡独立市
ミュンヘン
インゴルシュタット
ローゼンハイム
郡
アルトエッティング郡
バート・テルツ=ヴォルフラーツハウゼン郡
ベルヒテスガーデナー・ラント郡
ダッハウ郡
エーバースベルク郡
アイヒシュテット郡
エルディング郡
フライジング郡
フュルステンフェルトブルック郡
ガルミッシュ=パルテンキルヒェン郡
ランツベルク・アム・レヒ郡
ミースバッハ郡
ミュールドルフ・アム・イン郡
ミュンヘン郡
ノイブルク=シュローベンハウゼン郡
プファッフェンホーフェン・アン・デア・イルム郡
ローゼンハイム郡
シュタルンベルク郡
トラウンシュタイン郡
ヴァイルハイム=ショーンガウ郡
バート・テルツ=ヴォルフラーツハウゼン郡は、1972年7月1日から1973年4月30日までの過渡期にはバート・テルツ郡と呼ばれていた。
ベルヒテスガーデナー・ラント郡は、1972年7月1日から1973年4月30日までの過渡期にはバート・ライヒェンハル郡と呼ばれていた。
ノイブルク=シュローベンハウゼン郡は、1972年7月1日から1973年4月30日までの過渡期にはノイブルク・アン・デア・ドナウ郡と呼ばれていた。
ヴァイルハイム=ショーンガウ郡は、1972年7月1日から1973年4月30日までの過渡期にはヴァイルハイム・イン・オーバーバイエルン郡と呼ばれていた。
計画地域
歴史
Size:16 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef