株式会社オートバックスセブン
AUTOBACS SEVEN CO.,LTD.種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社
市場情報東証プライム 9832
株式会社オートバックスセブン(英: AUTOBACS SEVEN CO.,LTD.[3])は、東京都江東区に本社を置き、カー用品店最大手のチェーンである「オートバックス」や「スーパーオートバックス」等を運営、またはフランチャイズ展開している企業である。 日本初のカー用品総合専門店で、創業者の住野敏郎がアメリカを視察した際に見たカー用品総合専門店を、日本でも実現できないか、という発想から生まれた。 名称の由来は、取り扱う品目の一部の頭文字・社員達の意志から。「AUTO」は、アピール(Appeal)・ユニーク(Unique)・タイヤ(Tire)・オイル(Oil)から成り、「BACS」は、バッテリー(Battery)・アクセサリー(Accessory)・カーエレクトロニクス(Car electronics)に、サービス(Service)を付加したもの。AUTOに関しては、自動車を意味するオート(AUTO)でもある。そして、社名の「セブン」は、「取扱商品であるタイヤ・オイル・バッテリー・アクセサリー・カーオーディオ・サービスの6つに続き、常にお客様のために第7の商品を探し続ける」という理念がこめられている。またロゴマークはタイヤ・オイル・バッテリー・アクセサリー・カーオーディオ・サービスの6つの商品を表す6つの曲線とともに自動車社会のアメリカを意識した高速道路を表現し、アメリカの開拓精神を表すカリフォルニアオレンジをコーポレートカラーとしている[4]。 業務拡大の度に、本社を大阪府内で度々移転したが、本格的に東京進出を目指し、2001年には本社を東京に移転した。 みどり会のメンバーであり三和グループに属している[5]。
概要
沿革創業者・住野敏郎像(オートバックス出入橋店付近)
1947年2月 - 大阪府大阪市福島区において、創業者の住野敏郎が自動車部品の卸売を目的として、個人経営の「末廣商会」を創業。
1948年8月 - 末廣商会が株式会社に改組し、カー用品卸売業「株式会社富士商会」設立。
1958年1月 - 卸部門を独立し、(旧)「大豊産業株式会社」設立。
1974年11月 - オートバックス第1号店(セブン東大阪店)を、大阪府大東市に開店。
1975年4月 - フランチャイズ展開を開始(フランチャイズ1号店:函館中道店)。
1976年 - 日本フランチャイズチェーン協会加入。
1978年2月 - 株式会社富士商会が「株式会社オートバックスセブン」に商号変更。
1979年3月 - 株式会社オートバックスセブンが、(旧)大豊産業株式会社と株式会社オートバックス・東大阪を合併し、(新)「大豊産業株式会社」に商号変更。
1980年3月 - 大豊産業株式会社が「株式会社オートバックスセブン」に商号を戻す。
1984年6月 - 本店を大阪府吹田市に移転。
1986年3月 - オートバックス子会社5社を吸収合併。
1989年3月 - 大阪証券取引所2部に株式上場。
1993年
6月 - 本店を大阪府豊中市に移転。
8月 - 東京証券取引所2部に株式上場。
9月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所で1部に指定替え。
1995年3月 - ロンドン証券取引所に株式上場。
1997年3月 - スーパーオートバックス第1号店(千葉長沼店)を千葉県千葉市稲毛区に開店。
1998年10月 - 株式会社オートハローズ[注釈 1] と資本・業務提携。
1999年8月 - ルノーと提携し、合弁会社オートバックスセブンヨーロッパS.A.S.を設立。
2001年6月 - 本店を東京都港区に移転。
2002年
4月24日 - 三菱商事石油との合弁会社ダイヤバックスが運営するガソリンスタンド一号店、オートバックスエクスプレス129厚木ssを神奈川県厚木市に開店。
10月 - 株式交換により、株式会社オートハローズを完全子会社化。
2004年10月 - 本店を東京都江東区に移転。
2007年3月 - ロンドン証券取引所の上場廃止。