オーストラリアワイン
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オーストラリア(ワイン原産地)
ワインラベルに使用されるゾーン区分
原産地の創立1795年-[1]
オーストラリア
ブドウ園面積156,632ヘクタール
ブドウの品種シラーズ(シラー)種
カベルネ・ソーヴィニヨン
メルロー
シャルドネ
ソーヴィニヨン・ブラン
セミヨン
リースリング種など
ワイナリー数2,477軒
補足2009年-10年時点[2]
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オーストラリアワイン(英語: Australian wine)は、オセアニアオーストラリアで生産されるワインオーストラリア料理を構成する要素のひとつである。目次

1 特徴

2 テロワール

3 歴史

3.1 ワイン生産の先駆者たち

3.2 国際舞台での成功

3.3 フィロキセラと南オーストラリア州の台頭

3.4 第二次世界大戦後

3.5 2000年代


4 法制度

4.1 ワイン規則

4.2 ラベル規制

4.3 地理的表示(GI)


5 ブドウ品種

5.1 黒品種

5.1.1 GSMブレンド


5.2 白品種


6 生産

7 輸出市場

7.1 対ヨーロッパ

7.2 対北アメリカ

7.3 対アジア


8 消費

9 ワイン産地

9.1 南オーストラリア州

9.2 ニューサウスウェールズ州

9.3 ビクトリア州

9.4 西オーストラリア州

9.5 タスマニア州

9.6 クイーンズランド州

9.7 産地一覧


10 脚注

11 文献

11.1 参考文献

11.2 関連文献


12 関連項目

13 外部リンク

特徴

2009年-10年のブドウ栽培面積は156,632ヘクタールであり[2]、2010年には世界第12位だった[3]。2009年-10年のワイン生産量は15億3200万リットルであり[2]、2010年にはイタリア、フランス、スペイン、アメリカ、アルゼンチン、中国に次ぐ7位だった[3]。2004年には6位だったが、2010年には躍進著しい中国に抜かれている。

概してワイン産地はより冷涼な南部にあり、2012年-13年には南オーストラリア州(46%)、ニューサウスウェールズ州(31%)、ビクトリア州(19%)の3州でオーストラリア全体の96%のワインを生産した[4]。オーストラリアにはワイン生産に適した固有種は存在しないため、ヨーロッパから持ち込まれたブドウの樹が使用されている[5]。様々な品種が栽培されているが、樹の本数という点ではオーストラリア全体の約1/4がシラーズ種である[6]

1965年にはオーストラリアのワイン生産者がカスクワイン(ボックスワイン)についての特許を世界で初めて取得した[7]。また、オーストラリアはワイン生産の主要国の中で最初にスクリューキャップ(英語版)を導入した国である[6]。従来のオーストラリア産ワインは低価格ワインが主体だったが、2000年代以降には高級ワインの生産にも力がいれられるようになり、国内で生産されるワインの価格・品質・味は多様である[8]。ワイン産業はその生産、雇用、輸出、観光を通じてオーストラリアの経済に大きく貢献している[9][10][11][12][13][14][15]

国別ブドウ栽培面積[16][3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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