オーストラリアの国旗
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オーストラリアの国旗
用途及び属性?
縦横比1:2
制定日1903年2月11日
使用色

パントーン281)

(パントーン1)

(パントーン186)

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オーストラリア国旗は、カントン部(旗の左上)にイギリスとのつながりを象徴するユニオンフラッグを、フライ側(旗竿の反対側)に国土が南半球にあることを象徴する南十字星を、そして左下に6州1準州による連邦を象徴する七稜星を配している。現在に繋がるデザインの旗は1901年9月3日に初めて掲揚された[1]ブルー・エンサインを基にしている。オーストラリア陸軍も国旗と同様の旗を軍旗としている。

?商船旗

?軍艦旗

空軍旗

民間用航空旗

税関旗

概要現在のブルーエンサインと星によるデザインの旗は、1901年に選出され、1901年9月3日にメルボルンで初めて掲揚された[2]。これを記念して9月3日は国旗の日とされている[3]。最初のデザインは連邦を意味する星が六稜星であり、デザインを若干変更したものが、1902年に国王エドワード7世によって承認された。このような経緯や一部意匠の変更により、しばらくの間、デザインに混乱が生じたが、1934年の官報や1953年国旗法(Flags Act 1953)に基づき、明確に定義付けられた。「1901年のオーストラリア連邦旗デザイン大会(英語版)」も参照しかし、この国旗図案の投票自体は当時の国民が参加できるものではなかったため、2015年に近隣国のニュージーランドで行なわれた国旗の変更をめぐる国民投票の影響も相俟い「我が国(オーストラリア)でも国旗のデザインを見直し変えるべき」との声が上がって来ており、2016年1月にオンライン投票が行なわれた[4]。その結果、64%が「国旗のデザインを変えるべき」と考えていること、36%が「現在のユニオンジャック仕様のデザインを維持すべき」という意見を挙げていることが判明した[5]。同年、発表日となったオーストラリアデーで候補として上がっていた図案の中から人気が高いものとしてSouthern Horizonと題されたデザインが選ばれている[6][7][8][9]。この図案は1984年4月19日から制定されたナショナルカラーであるゴールド(もしくは黄色で代用)と緑色を主体とするものであることから、現在もこの図案を支持し拡散し続ける層が存在している[10]。詳細は「オーストラリアのナショナルカラー(英語版)」を参照ニュージーランドの国旗との意匠の類似性がしばしば指摘されている。ニュージーランドのウインストン・ピータース首相代行は、2018年7月26日、TVNZの番組において、オーストラリアの国旗はニュージーランドの国旗を真似たものであると批判し、オーストラリア側が国旗を変更すべきであると述べている[11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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