オーイズミ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、パチスロメーカーについて説明しています。ブランドとして「オーイズミ」表記を使用している出版社については「大泉書店」をご覧ください。

株式会社オーイズミ
OIZUMI Corporation種類株式会社
市場情報東証スタンダード 6428
2002年3月12日上場
本社所在地

日本
243-0018
神奈川県厚木市中町二丁目7番10号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度26分29.2秒 東経139度21分48.7秒 / 北緯35.441444度 東経139.363528度 / 35.441444; 139.363528座標: 北緯35度26分29.2秒 東経139度21分48.7秒 / 北緯35.441444度 東経139.363528度 / 35.441444; 139.363528
設立1974年昭和49年)7月18日
(株式会社大泉製作所)
業種機械
法人番号5021001020996
事業内容遊技場(主としてパチンコホール)向けの自動サービス機器、システム機器等の製造・販売
代表者大泉 秀治(代表取締役社長)
資本金10億690万円
発行済株式総数2,250万株
売上高連結:119億9,428万3千円
単独:95億4,094万4千円
2020年3月期)
営業利益連結:15億6,705万5千円
単独:11億8,642万3千円
(2020年3月期)
純利益連結:9億1,394万6千円
単独:6億8,359万2千円
(2020年3月期)
純資産連結:154億9,500万5千円
単独:144億1,790万2千円
(2020年3月31日現在)
総資産連結:360億6,250万円
単独:274億7,326万1千円
(2020年3月31日現在)
従業員数連結:328名 単独:175名
(2020年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主(株)オーイズミホールディングス 46.32%
大泉 秀治 13.66%
大泉 政治 3.07%
(2020年3月31日現在)
主要子会社(株)オーイズミラボ
神奈川電力株式会社
(株)レッド・エンタテインメント
(株)オーイズミ・アミュージオ
妙高酒造株式会社
(株)オーアイデータシステム
(株)オーイズミサポート
(株)バブルスター
(株)武内製薬
(株)高尾
外部リンクhttps://www.oizumi.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社オーイズミ(Oizumi Corporation)は、パチスロ関連機器等を製造する日本の企業である。
概要

パチスロのメダルを数える機械(計数器)の大手である他、パチンコパチスロの玉貸機等を製造している。2002年にはパチスロ機の製造・販売にも参入。

2013年5月に自社オリジナルキャラクター『OZS-1000』通称1000ちゃん(CV:新田恵海)を発表。コミックマーケット84にも企業ブースとして出展し、CDやグッズの販売などキャラクターコンテンツ事業も展開している。

2023年からパチンコ専業メーカーである高尾完全子会社としており、子会社化以前に開発を始めたパチンコ機の発売完了後は自社IPやパチスロ部門で契約している版権を主としたパチンコ機の開発を中心に据える方針である。オーイズミの遊技機販売部門は高尾製パチンコ機の販売を中心に据えるため、オーイズミ製パチスロ機の販売は消極的である。
沿革

1974年 - 神奈川県秦野市で株式会社大泉製作所を設立

1987年 - 現社名に改称する

2002年 - 東京証券取引所2部に上場。本社を現在地に移転

2004年 - 東京証券取引所1部に指定替え

2008年 - 日本遊技機工業組合に加盟(パチンコ機事業に進出)

2010年9月 - アニメ制作会社のアニメインターナショナルカンパニー(AIC)を完全子会社化[1]

2011年3月 - 同社の全株式をアプリックスへ譲渡[2]

2012年7月 - 神奈川県が公募していたメガソーラー発電事業者に選定される[3]

2013年6月 - インターグロー(後のオーイズミ・アミュージオ)を子会社化。

2014年12月 - レッド・エンタテインメントを子会社化

2020年1月 - 下仁田物産を子会社化し食品事業に参入[4]

2022年3月 - バブルスターを子会社化

2022年8月 - 武内製薬を子会社化

2022年9月 - 民事再生手続中の高尾との間で、民事再生スポンサー契約を締結[5]

2023年1月 - 高尾の民事再生計画に伴い、高尾を子会社化[6][7]

2023年10月 - 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更[8]

パチスロ機種一覧
4号機(主要機種)

2002年 - リトルロック、リトルロックZ、ブルースカイ、
ディグダグ、ディグダグZ

2003年 - スペックA、リニアフラッシュ-30(業界初・テーブル形筐体「ベガスロ」採用)、ナイトパーク、フラワー天国

2004年 - 大繁盛本舗、エルレボリューション(限定販売)

5号機

注:※印の機種はオーイズミNEOブランド(オリンピアとの共同開発ブランド)

機種名発売年月備考
小野真弓のかわいい日本昔話2006年11月初の5号機
さそり座のサラリーマン 美川 ※2006年11月オーイズミNEOブランド初機種
パチスロ鉄拳伝タフ ※2007年2月高校鉄拳伝タフのタイアップ機
常夏アロハ2007年5月全日遊連との共同開発
ラーメン王2007年7月
元祖ハネスロ2007年10月業界初の「2リール機」[9]
NEO花物語 ※2007年11月パトライト搭載機
名門! 夢色学園生徒会 ※2007年12月
ギャラクシーウイング2008年4月「2リール機」
大繁盛本舗 江戸バージョン2008年6月
チキチキボカン2008年9月全日遊連との共同開発
ハネスロナイツ2008年11月「2リール機」
甘ぴかっ2009年2月5号機で初めて役物(ボーナス)が存在しない
ダッシュ勝平 ※2009年2月
銀河豪華客船クイーンギャラクシア2009年6月新筐体「EAGLE」初採用、松本零士プロデュースのオリジナル作
ダブルアタック2009年10月ARTゲーム数を最大32倍に出来るダブルアップ機能を搭載
パチスロひぐらしのなく頃に祭2010年4月
009-12011年1月
ハネスロリラックマ2011年5月「2リール機」
ハネスロ林家一家2011年6月「2リール機」
デルピエロ2011年9月
それいけ! こすみっくヒーローズ2012年6月
パチスロ喰霊-零-2012年10月
パチスロQP2013年7月
パチスロうみねこのなく頃に2014年1月
スーパーマリンCX-302014年3月
パチスロひぐらしのなく頃に煌2014年11月
パチスロストライクウィッチーズ2015年8月
パチスロSTEINS;GATE 廻転世界のインダクタンス2015年10月

5.5号機・5.9号機

機種名発売年月備考
元祖ハネスロ再び2016年6月「2リール機」
乱嵐エイサー(-30)2016年9月沖スロ、25パイ版は2017年9月発売
パチスロ
ラストエグザイル-銀翼のファム-2017年5月新筐体「Xechs」初採用。天井非搭載。
パチスロ閃乱カグラ2017年7月
パチスロSTEINS;GATE 廻転世界のインダクタンス ランヴォア2017年9月
ドリームクルーン5002018年3月5.9号機
パチスロウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル2018年8月5.9号機
ドリームクルーン7112018年12月5.9号機・ドリームクルーン500のスペック違い

6号機以降

機種名発売年月備考
OVER-SLOT「アインズ・ウール・ゴウン 絶対支配者光臨」2019年8月型式名:Sパチスロオーバーロード
ドリームクルーン22019年12月
パチスロ1000ちゃん2020年1月6号機初のA+AT機
パチスロひぐらしのなく頃に祭2[10]2020年12月A+ART機
Sパチスロ1000ちゃん ごらくver.2021年4月A+AT機、設定L搭載(2022年12月発表[11]
パチスロ1000ちゃんのスペック違いでダイナム専用機[12]
パチスロ東京レイヴンズ2021年7月6.1号機
パチスロかまいたちの夜2021年10月6.1号機
来雷エイサーEX-30[13]2022年1月
パチスロひぐらしのなく頃に祭2 カケラ遊び編[14]2022年4月6.4号機、オーイズミラボ製、AT機
パチスロ閃乱カグラ BURSTUP[15]2022年8月6.5号機、オーイズミラボ製、AT機
パチスロOVERLORD絶対支配者光臨U[16]2023年4月6.5号機、AT機

グループ企業
子会社


高尾 - パチンコメーカー

オーイズミ・アミュージオ - ゲーム製作(主に海外製ゲームのローカライズ)

レッド・エンタテインメント - アニメーション制作

神奈川電力 - 売電事業

下仁田物産 - こんにゃく製造

妙高酒造

バブルスター - 食品販売[17]

武内製薬

関連当事者(役員等が株式の過半数を所有する企業)


オーイズミフーズ - 居酒屋チェーン「くいもの屋 わん」などを運営

オーイズミダイニング - 居酒屋チェーン「月あかり」などを運営

諸問題

2015年9月8日付の毎日新聞の報道によると、オーイズミと提携していた医療法人が、神奈川県厚木市内に病院高齢者住宅などを建設する計画を立てたが、神奈川県が休眠中法人に対する内部規則を適用することなく開設許可を出し、直後に土地が差押を受けた。にもかかわらず、県は法令上の手続を先送りし、着工を了承。その結果、病院は完成したものの、開院できない状態となっている。オーイズミの会長は、神奈川県の黒岩祐治知事に個人献金をしており、利益誘導があったのではと指摘されている[18]
脚注^株式会社アニメインターナショナルカンパニーの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ(オーイズミ、2010年9月27日)
^ 「俺の妹」などのアニメ制作会社AIC、アプリックスが子会社化(ITmedia News, 2011年3月10日)
^県誘致 メガソーラー朝日新聞、2012年7月26日)
^ オーイズミグループが新たな挑戦下仁田物産を子会社化、食品事業へ参入 - WEB GreemBelt・2020年10月20日
^ 株式会社高尾との民事再生支援に関するスポンサー支援契約締結のお知らせオーイズミ 2022年9月5日
^ 株式会社高尾の再生計画に基づく新株引受(子会社化)に関するお知らせオーイズミ 2022年12月19日
^ オーイズミが高尾の子会社化を決議、スマート遊技機時代への体制を強化 - webぐりーんべると 2022年12月20日
^ プライム市場の上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況 及びスタンダード市場への選択申請並びに適合状況についてオーイズミ 2023年8月10日
^ パチスロの規定上、リールは必ず3本以上なければならない。「2リール機」とは、ボーナス・小役の成立が2リールで確定するという意味で、残りのリールはボーナス/小役の倍率を決める役割を持つ。
^ “パチスロひぐらしのなく頃に祭2機種情報”. 777パチガブ (2020年12月21日). 2023年1月26日閲覧。
^ “「設定L」の存在を隠そうという意図はなかったようだ、パチンコ業界大手の「ダイナム」がPB機に関する謝罪と訂正文を掲載する”. パチンコ・パチスロ情報島 (2022年12月16日). 2022年12月29日閲覧。
^パチスロ1000ちゃん ごらくバージョン - ダイナム(2021年4月19日閲覧)
^ “来雷エイサーEX‐30機種情報”. 777パチガブ (2022年1月24日). 2023年1月27日閲覧。
^ “パチスロひぐらしのなく頃に祭2 カケラ遊び編機種情報”. 777パチガブ (2022年4月4日). 2023年1月26日閲覧。
^ “パチスロ閃乱カグラ BURST UP機種情報”. 777パチガブ (2022年8月22日). 2023年1月25日閲覧。
^ “パパチスロOVERLORD絶対支配者光臨II 機種情報”. 777パチガブ (2023-02-). 2023年6月13日閲覧。
^ かつて超音波温浴器「バブルスター」を販売していた原ヘルス工業とは無関係である。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:27 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef